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【タイ】違法賭博の摘発相次ぎ韓国人ら逮捕

Global News Asia / 2015年6月25日 11時0分

バンコクには複数カ所違法カジノがあるといわれており、時折摘発されている。(資料写真:スクンビット通りアソーク交差点 KK撮影)

 2015年6月25日、タイ警察による違法賭博に関する検挙、逮捕が相次いでいる。バンコク都心スクンビット24の高級コンドミニアム内に設営されていた賭博場では、外国人を含む26人が逮捕。またネットで賭博サイトを運営していたとして、韓国人ら40人が逮捕されている。

 バンコク都心スクンビット24にある高級コンドミニアム内に、賭博上を設営していた管理者らは月10万バーツ(約37万円)の家賃で借りた部屋に、ギャンブル用の道具を持込み1カ月ほど前から開帳していた。1日あたり60万から100万バーツ(約370万円)を稼ぎ出していた。

 またインターネットを使って、タイ国内で賭博サイトを立ち上げて運営していた韓国人ら40人が次々と逮捕されている。このサイトの利用者もほとんどが韓国人だったという。

 タイでは、賭博場の開帳も、ネットでのサイト開設、利用も禁止されている。さらにトランプや麻雀などでお金を賭けることも法律で禁止されている。そのため、時折、田舎などでもトランプ賭博容疑で普通の民家で摘発が行われている。

 しかし、多くのタイ人がカンボジアやラオスなど近隣国のカジノに行っている現状を踏まえて、現在、財務相が一定の条件の下にカジノを容認する発言をしている。

 カジノ開設の議論は、これまで何度も提案されて来たが、いずれも反対の声が多く、実現していない。すでにバンコクでは、こうした動きを見て学生などの一部がカジノ合法化反対運動を開始している。

【翻訳/編集 : KK】

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