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カンボジアの地雷対策、南米コロンビアへーJICA

Global News Asia / 2017年4月23日 9時0分

カンボジア地雷対策センタ ー(CMAC)とJICAは2月下旬から3月1日にかけてコロンビアを訪れ、地雷対策について協力の方向性を探った。

 2017年4月20日、JICAカンボジア事務所が発行する「カンボジアだよりNo68」に『カンボジアの地雷対策、南米コロンビアへ』と題する記事が掲載された。

(記事)20年以上にわたり積み重ねてきたカンボジアの地雷対策の知見が、今度は南米コロンビアに「輸出」されます。カンボジア地雷対策センタ ー(CMAC)とJICAは2月下旬から3月1日にかけてコロンビアを訪れ、地雷対策について協力の方向性を探りました。

 コロンビアは、半世紀にわたる紛争に終わりを告げ、平和への歩みを始めようとしています。昨年のノーベル賞では、和平への取り組みを評価されたサントス大統領が平和賞を受賞しました。しかし国内に課題は山積みです。その一つが、内戦中に埋設された地雷です。700万人ともいわれる国内避難民が帰還し、新しい暮らしを始めるためにはまず、地雷の除去が必要になります。そこでコロンビア政府は、JICAを通して「世界一の地雷 対策組織」と称賛するCMACに協力を要請しました。

 1999年には1154人だった地雷・不発弾被災者が、2015年には 111人まで減っています。こうした実績からCMACは、コロンビアのほかにもラオスやイラクなど、JICAとともに地雷対策の南南協力を進めています。紛争から復興への長い道のり、同じ痛みを知る国ならではの協力関係が築かれることと期待されています。
【編集 : YA】

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