【ラオス】大雨で建設中のダム決壊「建設作業員らが逃げ惑う」
Global News Asia / 2017年9月26日 10時0分
2017年9月20日、去る9月11日ラオス北部シエンクワン県に建設中のダムが、折からの大雨で決壊し、濁流が下流に押し寄せる衝撃的な映像が、米国に本拠を置くアジアニュースサイトで配信された。
ニュースサイトには濁流が押し寄せ、その周りで建設作業員らが逃げ惑うまるでパニック映画のような光景の様子が映し出されていた。下流地域に50万立方メートルの濁流が押し寄せ、幾つもの村落が被害にあった模様だ。死傷者や家屋の被害については記事では、調査報告待ちとなっている。
濁流に襲われたのは、ラオス北部シエンクワン県パサイ地区で、行政関係者の話として、この原因と責任は建設を請け負ったBothong Inter Group社にあり、同社によって2015年から進められてきた水力発電所の建設が適切に行われていなかった疑いがあるとして、調査するとともに法的な責任について追求するという。
「ダムが建設されていたのは、沼地だったため十分な土壌調査と基礎工事がされていなかったのではないだろうか」と関係者は述べている。
ラオス通信社によるとダムは来年初めには完成して稼働する予定だったという。Bothong Inter Group社は行政機関と協力して、被害実態の調査を行なっており、速やかな復興に取り組むとしている。
また、今回の大雨では隣のボリカムサイ県などでも洪水により道路が寸断されるなどの被害が報告されている。
【翻訳/編集 : Tawan】
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