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【医学部受験】「塾通いしているのに成績が伸びない…」⇒元医大生講師、的確なアドバイス

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月7日 7時15分

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(※画像はイメージです/PIXTA)

現役医大生時代、6年間にわたり医学部受験生を指導していた綿谷もも氏。綿谷氏は、著書『医学部受験バイブル 現役医大生からの贈り物』(監修:高梨裕介氏)にて医学部受験生を7つのタイプに分類し、医学部に合格するためのポイントを解説しています。本書より一部を抜粋し、前回に引き続き「ケース別の医学部受験攻略法」を見ていきましょう。

ケース:塾に通っているのに成績が伸びてこない

【ポイント①】能動的な学習が大切

成績を伸ばすためには「能動的な学習」が大切です。授業を受けて先生の解説を聞いて「何となく分かったつもり」で終わってしまうと、成績は伸びてきません。

勉強する時は、自力で問題が解けるようになることを目標にしましょう。

自分1人で解いてみると、「分かったつもりだけど、理解が甘かった」「覚えたつもりだけど、定着していなかった」というところがわかるはずです。

「自分の頭で考えて、自分の力で問題を解く」という能動的な学習を行うことで、成績の伸びに繋がっていきます。

【ポイント②】自分に合ったレベルの教材・授業を選ぶ

これまでの記事と繰り返しになりますが、上滑りをするのは絶対にNGです。

よくある上滑りの例は、「医学部受験コースを選んだ結果、医学部の過去問演習が中心となり上滑りを起こした」「総合成績がよくてレベルが上のクラスに入れたが、苦手科目で上滑りをしてしまった」というものです。

医学部合格に必要なのは、全教科の基礎を徹底的に固めることです。上滑りをしている時間は本当にもったいないので、上滑りをしていると感じたら環境を変えてみることも有効です。

ケース:部活や学校行事に力を入れつつ、医学部に合格したい

【ポイント①】低学年からの習慣づくり

部活動や学校行事に力を入れつつ医学部に現役合格した例をみると、低学年からの習慣づくりが優れている人が多いです。

部活動や学校行事に力を入れている分、低学年から長時間勉強することは難しいかもしれません。忙しい時期はたくさん勉強時間を確保できなくてもよいので、「通学時間は英単語の暗記に充てる」「疲れていても30分は勉強してから寝る」等、小さな習慣を積み重ねていきましょう。

【ポイント②】優先順位を考えて勉強を進める

限られた時間の中で、学校の宿題やテスト勉強、塾の勉強すべてを完璧にこなすことが難しい時もあると思います。完璧主義な性格であるほど、全部やろうとしてパンクしそうになる受験生もいるのではないでしょうか。

そもそも、課されるものすべて完璧にこなすこと自体が不可能なこともあります。

そんな時はあらかじめ優先順位を考えておき、より優先度の高いものに時間を多く割くようにしましょう。優先順位の高いものから勉強を進めることで、時間が足りない状況でも要領よくこなすことができます。

【執筆】綿谷 もも

医学部医学科卒。数学が大の苦手で、高3の冬に受けた模試では偏差値39を取ってしまうほど。エースアカデミーで1年間浪人し、センター試験本番で90%以上を達成、関東の難関国立医学部、難関私立医学部に合格。

医学部入学後はエースアカデミーの医学生講師として6年間受験生を指導し300人以上の医学部合格に貢献。その経験をもとに、医学部在学中に書籍『医学部受験バイブル 現役医大生からの贈り物』を執筆、出版。将来の夢は小児科医。アイドルと猫が好き。

【監修】高梨 裕介

医学部予備校エースアカデミー 塾長、医師

医師/大阪医科大学卒、初期研修修了後に創業。

中学受験経験(灘、東大寺、洛南、洛星中学に合格)。

自身の医学部受験の反省を活かし、350名以上の医学部合格者を指導。医学部合格のためのよりよい指導をより安く提供することを理念としてエースアカデミーを設立。

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