総額1,500億円超…日本大手企業3社がベトナムの「大規模都市圏プロジェクト」に参加へ
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月25日 8時0分
ビンズオン省におけるワンワールド都市圏プロジェクト開発における協力協定の調印式(VNA/VNS 写真)
ベトナムの現地メディア『Viet Nam News』より、ベトナム文化や社会における特に経済・金融に関する事象を多角的に分析・解説した記事を厳選。翻訳・編集してお伝えする。
日本企業3社が株式における「49%」を占める
4月17日、南部ビンズオン省の「ワン・ワールド」都市圏プロジェクトと呼ばれる大規模プロジェクトに参加する日本とベトナムの投資家が、現地で行われたセレモニーで基本承認を受けた。
総額10億米ドル(約1,544億8,400万円)を超えるこの大規模なプロジェクトは、ホーチミン市に隣接するトゥアンアン市に約50ヘクタールのクリーン・ランド・ファンドを持つ不動産部門の一つである。
日本企業の3社、住友林業グループ、株式会社熊谷組、NTT都市開発株式会社がこのプロジェクトの株式における合計49%を占め、残りはベトナムのパートナーであるキムオアン不動産グループが出資する。
イオン、5つ星ホテル、インターナショナルスクールなども
このプロジェクトは6つのサブプロジェクトに分かれている。会議・展示センター、イオンショッピングセンター、5つ星ホテル、インターナショナルスクールなどの主要施設が先行して建設される予定だ。
ホーチミン市の日本総領事・小野益夫氏は、「大規模都市地域の開発は、持続可能な都市の構築とカーボンニュートラルへの取り組みの支援に貢献する」と述べた。
「これらの投資家の共通目標であり最優先事項は、安全で高品質な住宅を提供し、ビンズオン省に大規模複合型ショッピングセンターを共同開発することで、豊かな社会の実現に貢献することである」と同氏は述べた。
本プロジェクトは、情報技術や通信、先端環境技術の活用により、持続可能で環境に配慮したビジネスモデルを実現し、豊かな未来を創造し、地域経済の発展に貢献することを目的とする。
県人民委員会のヴォー・ヴァン・ミン委員長は、「このプロジェクトがトゥアンアン市と県南部の都市部全体の都市景観を変えるのに役立つ」との信念を表明した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
イオンの新業態スーパー、ホーチミン1号店を開業、ベトナム国内3店舗目(ベトナム)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月25日 0時20分
-
Nobuホテルがマイルストーンとなる40拠点目を開業します
共同通信PRワイヤー / 2024年4月17日 14時18分
-
長引く猛暑で南部の電力需要が増加、節電呼びかけへ(ベトナム)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月16日 0時35分
-
南部バリア・ブンタウ省、海洋経済を生かした発展計画発表(ベトナム)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月12日 0時5分
-
用地と電力の制約が新市場への進出を促進する中、データセンターの 需要は続く
共同通信PRワイヤー / 2024年4月10日 11時0分
ランキング
-
1映画「もののけ姫」の映えスポットで撮影した女性の投稿に大反響! 「言われなくても生きそう」「無敵感がすごい」
よろず~ニュース / 2024年5月2日 15時0分
-
2コンビニは「前向き駐車」すべき? なぜ「バック駐車」は推奨されない? “納得の理由”と守らなかった際の「悪影響」とは
くるまのニュース / 2024年5月2日 17時10分
-
3スターバックス、8日から“人気フラペチーノ”が復活 「絶対に買いに行く」と意気込む声が続出
Sirabee / 2024年5月3日 4時0分
-
4ゴミ屋敷「"開かずの間"を開けてみた」驚愕の顛末 結婚相手にも秘密だった自宅をついに片付けた
東洋経済オンライン / 2024年5月4日 13時0分
-
5国産米100%なのに「グミ食感」って...どういうコト? 老舗おせんべい屋さんが作った謎のお菓子を食べてみた
Jタウンネット / 2024年5月4日 17時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください