au HOMEがGoogle Homeと連携し、家電操作も可能に!
&GP / 2017年11月21日 21時0分
au HOMEがGoogle Homeと連携し、家電操作も可能に!
auが、7月からサービスを開始した「au HOME」のサービス拡充を発表しました。
▲KDDI 執行役員常務 商品・CS統括本部長 山本泰英氏と、ゲストとして登場した後藤真希さん
au HOMEは、KDDIが提供する一般家庭向けのIoTサービスで、自宅に設置した対応デバイスをスマホのアプリで操作したり、外出先から自宅の様子を見たり、家電をコントロールしたりできるといった、ちょっと未来を感じられるサービスです。基本利用料は月額490円(税抜)で、別途、利用したいデバイスの購入が必要です。
▲auひかりのユーザー向けに7月からサービスを開始
■au ひかり以外のユーザーも利用可能に!
au HOMEは、これまで「au ひかり」の利用者だけに提供していましたが、11月28日からは、他のインターネットサービスを契約している人でも利用できるようになります。その際、自宅にWi-Fi環境がある場合は「無線通信アダプタ(A)」を接続し、Wi-Fiがない場合はフォトストレージ機能も持つauのデバイス「Que station」を用意する必要があります。なお、いずれの場合も、au IDは必要になるので、auのスマホは必要と考えるべきです。
▲au ひかり以外の固定回線を利用している場合は、これらの機器を導入することで利用可能となる
au HOMEに対応する新しいデバイスとして、11月28日から「赤外線リモコン」と「スマートプラグ」が発売されます。赤外線リモコン(7800円/税抜)は、エアコン、テレビ、照明など、赤外線を搭載した機器のオン・オフ操作をアプリでできるようにするデバイス。スマートプラグ(5500円/税抜)は、コンセントとプラグの間にはさむことで電気使用量がアプリでわかるというアイテムです。
▲家にある赤外線対応の家電の操作を一本化できる
▲家電の電気使用量がわかるスマートプラグは、「au でんき」契約者に便利
■Google Homeに対応し、Amazon Echoも対応予定
さらに、近頃注目を集めているスマートスピーカー「Google Home」にも対応します。Google Homeそもそもの機能に加えて、au HOMEの赤外線リモコンとも連携し、「OK Google, エアコンをつけて」と話して、エアコンをオンにするなど、声で家電を操作できるようになります。ちなみに、すでに、Amazon Alexa(Amazon Echo)への対応も準備しているそうです。
▲2018年初頭からは「ビデオパス」「うたパス」にも対応
2018年春以降に「シナリオ設定」のサービスを開始することも発表。あらかじめシナリオを設定することで、スマホアプリや声での操作をしなくても、au HOMEデバイスや連携する家電を操作できるサービスで、例えば、外出を検知したら屋内の家電がオフになったり、最寄り駅に到着すると自宅のエアコンがオンになったり、といった設定ができるようになるそうです。
▲1人暮らしでペットを飼っている人を想定したデモンストレーションも行われた
▲自分が必要な対応デバイスを組み合わせて使えることも特長
▲外部の企業との連携を強化していくことも発表された
■冬スマホの新モデル2機種も発表!
auの新モデルとして、スマホ2機種とケータイ2機種も発表されました。スマホは、約6.0インチの大画面ディスプレイを搭載する「isai V30+」と、コンパクトなボディに4.9インチのIGZOディスプレイを搭載する「AQUOS R compact」。どちらも12月下旬発売予定です。
▲LGエレクトロニクス製の「isai V30+」。多彩な撮影機能を備えたデュアルカメラを搭載し、動画撮影時に指定した被写体にズームインできる「ポイントズーム」機能も搭載。音楽再生機能は「B&O PLAY」とコラボレーション。GoogleのVRプラットフォーム「Daydream」にも対応
▲シャープ製の「AQUOS R compact」。動きの激しい映像もクリアに表示する「ハイスピードIGZOディスプレイ」を採用。画面サイズは約4.9インチだが、狭額縁を採用することで、横幅約66mmという片手でも操作しやすいコンパクトサイズを実現
▲シャープ製の「AQUOS K」は、片手持ちでもワンプッシュで素早く開いて通話できる「クイックオープン」を初搭載。1800mAhの大容量バッテリーも魅力。12月中旬発売予定
▲京セラ製の「GRATINA」は、防水・防塵・耐衝撃の安心ケータイ。通話終了時に、通話内容をまるごと保存できる「あとから録音」という新機能を搭載。12月下旬発売予定
これまで大手キャリアの発表会は、スマホの発表がメインで、オマケ的に新サービスを発表することが多かったのですが、今冬のauは「au Home」を大々的にアピールし、新スマホの紹介に使った時間はわずかでした。auは昨年来「au ライフデザイン戦略」を進めていますが、いよいよ単なる “ケータイ会社” ではなく、 “デジタルライフの総合商社” みたいになってきましたよ!
>> au
(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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