何作る？卓上に置けて見た目もスタイリッシュな3Dプリンター

ここ数年でちょくちょく耳にするようになった家庭用3Dプリンター。「アレって機械好きの人が自作したり、フィギュアやサンプル作るのに使うんでしょ」なんて思っているあなた、もしかしたら完全に時代遅れかもしれません。手軽な卓上サイズで、買ってすぐ使える完成品、しかも安価で見た目もグッドルッキン！　そんな小型3Dプリンターがこの1年で次々と登場しています。

例えばクラウドファンディング・Makuakeで支援受付中の「rs-Mini」（5万2800円〜 8月17日現在）もそのひとつ、テーブルサイズのコンパクトさで手軽に高精細3D造形を実現できる、小型3Dプリンターです。

「rs-Mini」は樹脂のフィラメントを溶かしながら造形していく、熱溶解積層（FDM方式）の3Dプリンター。直径約20.5cm×高さ34.5cmという本体サイズは、ちょうど家庭用エスプレッソメーカーと同程度のコンパクトさ。重量7kgとやや重さがありますが、これは使用する際にしっかり安定させるため。

適度な重さもありつつ、移動させたいときは一人で手軽に持ち運べるのは、家庭用としてはちょうどいい重さといえそうです。外部配線を見せないすっきりした筐体はリビングのインテリアにもなじみがよく、ホビー目的で使う人なら作業の邪魔にならない省スペースもうれしいですよね。

▲デスクに置いても邪魔にならないコンパクトサイズ

サイズこそ小さな「rs-Mini」ですが、完成品の仕上がりには抜かりなし。現在市場に出ている小型3Dプリンターの多くの最小積層ピッチが0.1mmであるのに対し、「rs-Mini」では最小0.05mmという高精度の造作を実現。仕上がりの美しさが違います。造形エリア（作れるモノの大きさ）は最大で幅105mm×奥行135mm、高さ120mmと、家庭で楽しむなら十分な大きさです。

取り扱いに不安がある人のために、操作ビデオと日本語の取扱説明書、スライサーソフト「Cura」を同梱しています。ソフトの扱いに自信がなければ、最初は「Thingiverse」「3D CAD DATA」などの無料サイトで、3Dプリンタコンテンツをダウンロードして出力するだけでもかなり楽しめそう。

▲組立不要な完成品で梱包を解けばすぐに使える！

プリンター本体を入手するための支援コースは5万2800円から、他に本体2セットまとめて購入できる9万7600円コースなども用意。好みのカラーのフィラメントが欲しい人なら、フィラメント2巻が手に入る3880円コースを追加するのがおすすめです。

>> Makuake「3Dプリンター rs-Mini」

 

（文／&GP編集部）