ピンチを乗り切れ!バッグに忍ばせたいモバイルバッテリー7選【小型軽量モデル】
&GP / 2018年10月4日 21時0分
ピンチを乗り切れ!バッグに忍ばせたいモバイルバッテリー7選【小型軽量モデル】
スマートフォンをはじめ、タブレットやデジカメと外出時に「やばい! 充電しなきゃ!!」となるデジタルデバイスは数多い。だが、世の中で売られているモバイルバッテリーは、それこそ星の数ほど存在し、どれを選べばよいか迷うところ。そこで今回は、主に何を充電したいかを考えた上で、オススメのモバイルバッテリーを紹介していく(全6回)。
2回目は“小型軽量バッテリー”。外出先でスマートフォンのバッテリーが切れそうになることはマレという人が、保険として持っておけば、ときどき役立つ小型軽量バッテリー。小さく軽いからカバンに忍ばせておいてもいいし、出掛ける際にサッとポケットに突っ込んでおいてもいい。
最新スマートフォンになるとフル充電はできないかもしれないけど、「あぁ持ってて良かったぁ」と感じることが必ずあるはず。また、最後には、家電ライターの藤山哲人さんに聞いた“モバイルバッテリーの豆知識”もあるので、要チェックだ。
■女子ウケも狙える!? リップクリームサイズのポップでキュートなバッテリー
dandelion
「TP001」(1780円)
ポップな見た目で、小さなバックにも難なく忍ばせておける。サイズは23×23×100mm、69gとモバイルバッテリーの最小最軽量クラス。カラーはパステルカラー2色の組み合わせで全5種類ある。ストラップホール付きなのでキーホルダーのようにしても使える。2500mAh。
■外観のヒヤリとした金属管が上質
Anker
「PowerCore +mini」(1799円)
出力:1A
約23×23×95mm/80gの超コンパクトサイズながら、Anker独自の急速充電に対応している。電池残量はLEDライトの色によって視認でき、緑が50-100パーセント、黄色が20-50パーセント、赤が5から20パーセントだ。カラーはブラック・ブルー、ゴールド・ピンク・シルバーの5色展開。外装の金属の質感がいい。3350mAh
■コンパクトな円筒形でポケットにも入れておける
バッファロー
「BSMPB2610P1シリーズ」(2000円前後)
出力:1A
約65gと超軽量で、サイズも24.5×115.5×24.5mmとコンパクト。容量は2200mAh で、iPhone 8をフル充電できる。バッテリー残量を4段階のLEDで確認可能。充電時間は約4時間。本体カラーはブラック/ホワイト/ピンクの3色をラインナップする。
■緊急用バッテリー内蔵のLightningケーブル
Cheero
「Tsuchino-cord」(2980円)
出力:1A
ツチノコ型が可愛いモバイルバッテリー内蔵のLightningケーブル。スマホとパソコンを繋げば、充電だけでなくデータ転送もできる優れもの。iPadの充電は、出力が1Aのため単体では不可。ただし、USBコンセントなどの電源とiPadを接続した場合に限り(ケーブルとして利用する場合)、最大出力2.4Aの急速充電が可能だ。450mAh/約100cm/36g
■スマートフォンもタブレットも充電できる容量たっぷり5000mAh
AUKEY
「PB-Y5」(2399円)
出力:2.4A(USB-A)/3A(USB-C)
接続された機器を自動で検知し、最大出力2.4Aの急速充電に対応。USB Type-Cの入出力ポートを搭載。最近増えてきたUSB Type-C端末も充電できるのが嬉しい。本体のエッジ部が赤(0〜30%)、緑(30〜70%)、青(70〜100%)に光ることで、バッテリー残量が把握できる。5000mAh/124.3x30x30mm/146g
■5mmという驚きの薄さ! カバンにスルッと入れておける
J-Force
MONALISA「JF-PEACE9シリーズ」(3797円前後)
出力:2.4A
厚みわずか5mmのモバイルバッテリー。少し厚みを増したハガキのよう。こんなに薄いとコネクタは? と思ってしまうが、本体下部に開閉式コネクタが収納されている。格納されるのでゴミが入りづらいという利点も。アルミニウム使用の高級感あるボディで全4色。3400mAh/116g/W95xD5xH145mm
■薄くて軽くて持ち運びやすいスリムさが嬉しい
マクセル
「MPC-T3100」(1762円前後)
マクセル製のリチウムイオン電池を使用した薄型モバイルバッテリー。機器接続を自動検知して、充電を開始。充電が満タンになったら停止する「オートパワーON/OFF」機能を搭載している。電池容量はスマホを約1.3回分充電可能な3100mAh。63×110×11mm/95g
■家電ライター・藤山 哲人さんに聞くモバイルバッテリーの豆知識
Q.「スマートフォンを充電する上での注意点は?」
A.「それほど気にかけるほどでもないんですけど、充電しながらスマートフォンを使うのは、避けたほうがいいですね。カーナビの代わりに使っていたり、動画を見ながら充電していると、スマートフォンが熱くなりますよね。熱くなると、バッテリーがヘタってしまう可能性があるんです。
とにかくリチウムイオンバッテリーは“熱”が苦手なので、熱くなったら充電するのを止めたほうがいいですね。できれば、動画を見終わってから充電するっていうのがいいです。
充電は90%未満で止めておくとか、あとは10%を切った状態にしないとかね……そうすると、バッテリーがヘタリづらくなるっていう話もありますが……まぁ最近は、あまり気にしなくても良い設計になっているので、それほど変わりませんよ。
ただ、気になるなら80〜90%で止めておいた方が良いことは良いです。例えばスマートフォンへの充電って、残り10%になるとなかなか充電されませんよね? あれって電気エネルギーをギュウギュウ詰め込んでいるようなイメージなんですよね。つまり熱も出やすい。だから、気にする人は、そこで充電をストップするというのもありですね。
でも、そうした充電時の作法を気にするよりも、画面を暗めにしたり、使わない時にはBluetoothやNFCを、こまめにオフにしておくってことを気にしたほうが、充電回数は減らせますけどね」
藤山 哲人 プロフィール
フリーランスのエディター・ライター。Webメディアでは、家電製品のマニアックなテストで知られ、ソーラーパネルを持って街を歩き回り、どれだけスマートフォンを充電できるか実証したことも。『マツコの知らない世界』では、モバイルバッテリーをはじめ、扇風機、ロボット掃除機などの回で出演している。
(取材・文/河原塚英信、菊地野々子 写真/湯浅立志)
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