ジョーダンシリーズの良いとこ取り！ 燻し銀なチョイスにシビレます！

スニーカー界のキングとして君臨する「ナイキ エア ジョーダン」シリーズ。1984年にファーストモデルが発売されて以来35年、実に33代目まで登場している“バケモノ”シリーズです。

そんなジョーダンシリーズ、これまでに幾度となく復刻版などが登場しているのは広く知られています。そしてそれに加えて、シリーズ内の人気モデル同士を組み合わせたフュージョンモデルもシーズン毎にリリースされているってご存知でしょうか？

「ジョーダン マーズ」シリーズと呼ばれ、2017年にはエア ジョーダンのCMを手がけた映画監督兼プロデューサーのスパイク・リーがプロデュースした「エア ジョーダンSpiz’ike」も登場するなど、スニーカーファンからは目の離せないシリーズのひとつです。

そんなジョーダンのフュージョンシリーズに今季新たな刺客が舞い降りて来ました。それがコレ！ 「ジョーダン レガシー 312」です！

こちら実は、世界的人気ヒップホップMC・音楽プロデューサー「カニエ・ウエスト」の元マネージャーで、現在「ジャストドン」というブランド展開している人物、ドン Cとのコラボモデルとして、2018年にマーズシリーズではないカタチで登場して話題となったモデルです。それが今季、インラインモデルとして再び登場したのです。

気になるディテールは、ジョーダン1とジョーダン3のディテールのドッキング！　これまでマーズシリーズだと、ジョーダン4や5、6をミックスした攻めのデザインがメインでしたが、本作ではジョーダン1＆3という通好みな燻し銀の仕上りに。これは要注目です！

■オリジナルに忠実なカラーリングにも惹かれる！

アッパーの前足部分は1984年に登場したレジェンドモデル「ジョーダン1」を採用。ラウンドしたトウのシルエットがクラシック感を盛り上げてくれます。

甲上部分には80年代のクロストレーニングシューズ「エア トレーナー」に見られる面ファスナー式のストラップを配して、ホールド感を高めています。

シュータンも「ジョーダン1」を踏襲し、ナイロンベースにエア ジョーダンのアイコンタグが貼られています。

後足部分は1988年に登場したシリーズで初めてのミドルカットモデル「ジョーダン3」を採用。ひび割れたようなコンクリート柄とジャンプマンのアイコンはやっぱり渋くてたまりません！

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昨年の初代発売時はコラボということで話題になりましたが、今季は特にプレ値での売買はほとんど見られず、ショップでも普通に買えちゃうインラインのスニーカーになりました。お手頃価格でお気軽に履けちゃって、なおかつオシャレなスニーカーだし、これはお値打ち品かと！　しかも“このスニーカーの初代ってイージー系（カニエ系）のコラボだったんだよね～”ってカマスのもオススメです！ （※ワタクシの主観です）

ナイキ
「ジョーダン レガシー 312」（1万5120円）

>> atmos

 

（取材・文／本間 新）