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溶接工房渾身の力作!Fe★NEEDS「ユナイテッドボンファイヤースタンド」【アウトドア銘品図鑑】

&GP / 2019年10月19日 11時0分

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溶接工房渾身の力作!Fe★NEEDS「ユナイテッドボンファイヤースタンド」【アウトドア銘品図鑑】

自分でアウトドアギアを作るDIYが人気です。ギアボックスやテーブル、ラックなど自分の道具や収納スペースに合わせて作れるのが人気の理由です。が、その素材は木が主流。鉄製品のDIYはあきらめていないでしょうか。

コンパクト溶接機を手掛けるSUZUKID(スター電器製造)が運営する「Fe★NEEDS」は、神奈川・鎌倉と東京・中目黒にある溶接ワークショップのお店です。

こちらでは手軽な溶接体験ができるほか、鎌倉店では溶接技術レッスンや、自分の理想を形にできる溶接の自由製作もできるんです。

溶接技術を利用すれば、クルマのルーフラック、薪ストーブなどDIYの世界がグンと広がります! 実はFe★NEEDSにはアウトドア好きのスタッフがおり、アウトドアギアの製作・開発にも熱心なんですね。

Fe★NEEDS渾身の作「ユナイテッドボンファイヤースタンド」(2万3760円/税別)は、トライポッドとの一体型焚き火台。鉄の角棒を組み合わせたとっても武骨なフォルムが特徴です。

■簡単だけど固定できるから安心度が違う

▼組み立て

ざっくりとしたコットン製の収納袋に入っています。収納袋のサイズは210×780mm。幅広のストラップ付きなので、道具一式重量3.5kgを肩にかけて楽に運べます。

さっそく道具を取り出してみましょう。メッシュの火床、焚き火台本体、トライポッド、ギアを引っかけるアーム、そしてチェーンが入っています。

本体もトライポッドも細かなパーツを組み合わせることはありません。ただ広げるだけです。まずは本体を広げます。

火床の四隅に取り付けられたカラビナを、本体の端っこにある小さな穴に通します。これなら焚き火台を移動するような時でも、火床がズレることはありません。

道具をシンプルにしたいときは、トライポッドなしで持っていってもいいですね。

トライポッドを広げて、本体の丸棒に差し込みます。

小物を引っかけるためのアームを、好きな位置にネジで取り付ければ完成です。
使用サイズは655×655×H938mm。

 

■トライポッド一体型だから足下スッキリ

▼機能

本体は、鉄の四角い棒にトライポッドを取り付ける丸棒と火床を装着するプレートを溶接しています。華奢に見えますが、ガッチリ取り付けられているので安心して使えます。

火床はカラビナ、トライポッドはネジでしっかり本体に固定できます。このネジ、とっても武骨です。もちろん、小物を引っかけるアームも、同様のネジで固定します。万一、ネジを紛失してもホームセンターで購入できるのがうれしい!

小物用のアームは、端っこに丸棒付き。吊したものが落ちにくくなっています。これもシンプルな構造なので、溶接技術を使って、同様のアームをもうひとつ作ってもよさそう。

火床のメッシュはコシがあり、太くて重い薪を重ねてもしっかり支えてくれます。目は粗めで空気の通りは良好ですが、それでも時間がたつと灰がたまるのでケアが必要。これはメッシュ火床の宿命です。

トライポッドの耐荷重は15kg。ダッチオーブンやケトルを吊せるタフさが自慢です。トライポッドはUボルトを使って接続されています。

トライポッドだけを取り外し、ランタンスタンドとして使ってもいいですね。ハリケーンランタンで地面にギリギリ着かない高さ。小型のキャンドルランタンにちょうどいいサイズかも。

トライポッドとの一体型なので、足下が広々。トライポッドを蹴飛ばす心配もありません。

見た目は武骨ですが、作りは丁寧。安全性にも十分配慮されています。

換えのメッシュがないのは残念ですが、Fe★NEEDSに相談して、溶接による自作オプション製作なんてこともできそう。

DIY好きの創造力をかき立てる焚き火台です。

>> Fe★NEEDS

 

>> [連載]アウトドア銘品図鑑

(取材・文/大森弘恵)

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