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3万9800円で4眼カメラ搭載「OPPO Reno3 A」が“買い”な5つの理由

&GP / 2020年6月18日 19時0分

写真

3万9800円で4眼カメラ搭載「OPPO Reno3 A」が“買い”な5つの理由

OPPOが “今夏の勝負モデル” といったスマホを6月25日から順次発売します。4眼カメラを搭載し、防水・防塵、おサイフケータイに対応した「OPPO Reno3 A」という機種で、メーカー希望小売価格は3万9800円(税込)。楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル、主要MVNO、量販店、オンラインストアなど、幅広い販売チャネルで取り扱われます。

OPPO Reno3 Aは、昨年、指原莉乃さんがCMに出演し、「いろいろと余裕のスマホ」というキャッチコピーで人気を集めた「OPPO Reno A」の後継モデルです。今回は「余裕が進化したスマホ」というコンセプトで、カメラやバッテリーを進化させつつ、4万円でお釣りが来るお手頃価格を実現しています。

格安スマホユーザーから注目を集めそうな、このOPPO Reno3 Aを発売に先がけて使ってみました。率直な感想を言えば、コスパを重視するなら “買い” だと思います。その理由をお話ししましょう。

▲6.44インチの大画面ディスプレイを搭載しているが、ベゼルが細く、横幅は約74mmに抑えられている

 

【理由1】絶対撮影に失敗しない4眼カメラ

OPPO Reno3 Aの最大の特徴はカメラでしょう。4眼カメラは、メイン(4800万画素)+超広角(800万画素)+モノクロ撮影対応(200万画素)+ポートレート撮影対応(200万画素)という構成。メインカメラにはF値1.7のレンズを採用し、暗い場所での撮影に強いことも特徴です。

▲4800万画素をメインとするクアッドカメラを搭載

まずは、実際に撮ってみた作例をご覧ください。

▲超広角で撮影。あいにくの曇天だったが、ナチュラルな色で撮影できた

▲標準(1×)で撮影。メインカメラが使われるため、明るくすっきりとして色合いで撮れた

▲望遠カメラは搭載していないが、10倍までのデジタルズームが可能。これは5倍ズームで撮影した写真

▲室内で花を撮影した作例。背景がナチュラルにぼけた

▲スイーツも美味しそうに撮れた

▲夜景をきれいに撮れる「ウルトラナイトモード」も健在

▲超広角カメラでも「ウルトラナイトモード」を使えるが、色味が若干変わる

AIによる被写体・シーン認識に対応し、花や食べ物などを撮る際は、背景がぼけて主要被写体が際立つようにカメラが設定されます。また、「ポートレートモード」に設定すれば、ボケを手動で調整することも可能。鮮やかさに欠けると感じたら「ダズルカラー」という機能をオンにすると、ほどよく彩度が上り、コントラストが強くなり、より映える写真が撮れます。

▲「ポートレートモード」に設定すると、ぼかしの度合いを調整できる

▲OPPO独自の「ダズルカラー」は、撮影画面に表示されるアイコンをタップするだけでオン・オフできる

▲「ダズルカラーオフ」で撮影

▲「ダズルカラーオン」で撮影

カメラはデフォルトでナチュラルな色で撮れて、AIによるシーン判別や「ダズルカラー」などによる補正が行われても、不自然な色調にならないことが利点。「撮影に失敗しないカメラ」と言ってもいいでしょう。ちなみに、インカメラは1600万画素で、美顔補正ができる「ポートレートモード」も備えています。

 

【理由2】1日は余裕で持つ大容量バッテリーを搭載

OPPO Reno3 Aは4025mAhの大容量バッテリーを搭載しています。スマホの使い方にもよりますが、1日は余裕で持ちそうな印象です。筆者が、使い勝手を確認するために、わりとヘビーに使った日でも電池が切れることはなく、むしろ2日くらい持ちそうだと感じたくらいです。

▲一般的な使い方であれば2日は持ちそうな印象。「省エネモード」も備えている

急速充電に対応していることも魅力。約30分で45%、約2時間でフル充電できるので、夜間の充電をし忘れても心配無用。充電器を持ち歩いていれば、電源のあるカフェなどで素早くチャージできます。

▲付属の充電器を使えば、ちょっとした空き時間に必要なバッテリー量をチャージできる

 

【理由3】指紋認証と顔認証のどちらも使える

3万円台のミッドレンジモデルながら、ハイエンドモデルと同等の高精細ディスプレイを搭載しています。画面サイズは6.44インチで、発色の良い有機ELディスプレイを採用。解像度はフルHD+(2400×1080ドット)で、水滴型ノッチを設けることで、89.9%という広い画面占有率を実現しています。

▲撮った写真や動画コンテンツなどを大画面で楽しめる

ディスプレイには指紋センサーも搭載されています。画面オフの状態でも、端末を手にすると指紋マークが表示され、そこに指紋を登録した指をあてるだけでロックを解除できます。

▲ディスプレイ内指紋センサーは画面をオンにしなくても使えるのが便利

さらに、インカメラによる顔認証にも対応。両方を使い比べてみると、指紋のほうが安全性は高いのでしょうが、顔のほうが素早くロックを解除でき、意識せずに使える印象。しかし、最近はマスク着用を求められることが多く、顔認証が使えないことも多いですよね。2つの生体認証を使えることは大きなアドバンテージと言えるでしょう。

▲顔認証は、ユーザー任意の設定でセキュリティを強化できる

 

【理由4】防水・防塵とおサイフケータイに対応

前モデルに引き続き、防水・防塵とおサイフケータイに対応しています。大手キャリアでは当たり前の仕様ですが、海外メーカー製のSIMフリースマホでは希少な存在。むしろ、これらの搭載を見送ることで低価格に抑えている機種が多いのが実情です。

防水・防塵性能は、前モデルは「IP67」でしたが、新モデルは「IP68」へと進化しています。末尾の数字が防水性能を表しており、「7」は一時的に水没させても内部に浸水しない等級で、「8」は継続的に水没させても内部に浸水しないレベルです。雨天でも安心して使えて、プールなどに落として、見つけるまでに多少時間がかかっても平気と考えていいでしょう。

おサイフケータイは、キャッシュレス決済が普及してきたので、使える電子マネーやスマホ決済が増えるのは安心。「Google Pay」も利用できます。

▲おサイフケータイに対応し、モバイルSuica、QUICPay、iDなど主要なサービスを利用可能

▲初期設定が容易で手軽に使える「Google Pay」もプリイン

 

【理由5】買ってからのサポート面も安心

CPUはミッドレンジ向けのSnapdragon 665ですが、RAM(メインメモリ)が6GB、ROM(ストレージ)が128GBと、ミッドレンジモデルの中では上位のスペックを備えています。SIMスロットには2枚のnanoSIMを装着でき、2つの電話番号で同時待受ができるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)にも対応。2枚目のSIMの代わりにmicroSDカード(最大512GB)をセットすることもできます。

▲nanoSIMとmicroSDをセットできるデュアルスロットを搭載

▲独立したイヤホンジャックを搭載しているのも便利。同梱のステレオイヤホンの装着感も良かった

3万円台のスマホとしては必要十分と言いますか、欠点が見当たらない仕様です。しかし、筆者が“買い” の理由として最後に挙げたいのは端末そのものの特徴ではなく、買ったあとの安心感です。

OPPOは日本市場に参入してから3年目のメーカーですが、サポート体制にも力を入れているようです。筆者は昨年、自分が使っているOPPOのスマホに不具合が生じたのですが、集荷修理サービスを依頼すると、翌日には集荷が来て、それから3日後には回復した端末が戻ってきました。故障ではなかったので修理は不要だったのですが、詳細な点検報告書も届き、安心感を得られました。このような経験もあり、OPPOは安心して端末を購入できるメーカーと認識しています。

▲OPPOのカスタマーサポートのウェブサイトで、利用できるサービスを確認できる

キャリアのスマホは、不具合があったり、故障したりした場合にキャリアのサポートセンターに連絡すればいいわけですが、SIMフリースマホは、メーカーのサポート体制が大きく影響します。SIMフリースマホを購入する際は、あらかじめメーカーのウェブサイトなどをチェックすることをおすすめします。

>> OPPO

 

取材・文/村元正剛

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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