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全国アウトドアショップに聞いた!売れた&推したファミリーキャンプギア16選【2021夏 キャンプギアベストヒット】

&GP / 2021年8月24日 20時0分

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全国アウトドアショップに聞いた!売れた&推したファミリーキャンプギア16選【2021夏 キャンプギアベストヒット】

【2021夏 キャンプギアベストヒット】

週末のキャンプ場の予約が取れないほど、空前のキャンプブームが到来中。キャンプを初める&楽しむには、専用のアイテムが欠かせない。そこで、2021年上期の売れ筋&推しギアを専門店にリサーチ! 最新の注目キャンプギアを一同に紹介する

*  *  *

昨年来、密を避ける人々によって、キャンプブームの勢いは留まることを知らない。キャンプ場の賑わいを見れば、人気が高まっていることは明らかだ。

そこで、2021年の上半期に売れたキャンプギアについて、国内屈指の人気アウトドアショップにアンケートを依頼。全国展開する「WILD-1」「エルブレス」、コアな品揃えでファンを集める「sotosotodays」「Orange」の4店舗の協力を得て、推しアイテムも含めてご紹介。

全体を俯瞰すると、キャンプの主役であるテントは、フロアレスシェルターか2ルームモデルに人気が二分されている様子がよく分かる。いずれも居住性の高いモデルがランクインする結果となっており、座り心地のいい椅子が売れていることから推測するに、近頃のユーザーの関心は“快適さ”にあるようだ。Orangeが紹介するポータブル電源は、その最たるアイテムと言えるだろう。

もちろん、売れ行きに陰りが見えない定番品の人気も健在。最新のトレンドを見逃すな!

 

■WILD-1 ブランチ博多店

▼今シーズンのトレンドは?

キャンプ担当 勅使河原 尚次郎さん

「昨年から引き続き、新しくキャンプを初める方が多いですね。まずは自宅の庭キャンプから! という、コロナ禍を反映した問い合わせも目立ちます。皆さん雑誌やSNSなどの情報を参考にしているようですね」

 

1. 多彩に設営アレンジできる快適シェルター

テンマクデザイン
「ブラックサミットGG8」(5万4780円)

結露対策を意識したこだわりの一張り。止水ファスナーを採用するなど、細部まで満足感を得られるプロダクトです!(勅使河原さん)

コットが8 つも入る大型ツインポールシェルター。タープスタイルなど、設営方法をいくつもアレンジできる。横方向の縫い目をなくしたデザインで不快な結露の落下を軽減している

▲天井付近にランタンを吊せるデイジーチェーンを取り付けたり、アイデアひとつで使い勝手が大幅アップ!

 

2. 涼しい風で暑い夏を乗り切ろう!

CLAYMORE
「FAN V600+」(6578円)

風量良し! 駆動時間良し! 見た目も良し! コスパ優秀で、発売開始から大人気の商品です。(勅使河原さん)

USB充電式の小型扇風機。最小の風速で最大32時間も駆動し続ける大容量バッテリーを搭載し、約6.5時間でフル充電できる。三脚を取り外して、フックなどで吊り下げる使い方もあり。

 

3. キャンプには収納力の高い服がベストマッチ

Call of the Wild
「キャンプエプロンパンツ」(6490円)

メンズ、ウィメンズ、キッズサイズを展開しているので、家族コーデでキャンプライフを楽しめます!(勅使河原さん)

前後にキャンプギアを収納できる大型ポケットを配したコットンパンツ。エプロン部分を丸めればパンツスタイルも楽しめる2WAY仕様がポイント。ウエストサイズは幅広の紐で調整可能だ。

 

4. スタイリッシュなデザインにうっとり

スノーピーク
「HOME & CAMP バーナー」(1万978円)

シンプルでスタイリッシュなフォルムが魅力! 収納サイズがコンパクトなのでトートバックの隙間にもインできます。(勅使河原さん)

商品名の通り、自宅でもキャンプでも活躍するカセットガスバーナー。奥にある筒状のケースに本体を折り畳んで収納でき、9×12×25.5cmと非常にコンパクトに持ち運べる。

WILD-1 ブランチ博多店

住所:福岡県福岡市博多区千代1-2-1
営業時間:平日11:00~20:00
土日祝10:00~20:00
※最新の情報はHPをご確認ください

 

 

■sotosotodays

▼今シーズンのトレンドは?

ジェネラルマネージャー 野毛陽平さん

「コロナ禍の影響で、屋外で楽しむためのアクティビティが好んで選ばれていると感じます。ヒット商品には、スペックと価格のバランスに優れている、収納力が高い、希少性があるといった魅力が共通するかもしれません」

 

5. 高品質&低価格を体現する本格グローブ

KINCO
「Cowhide Driver Gloves #50」(1980円)

値段とサイズのバリエーションが人気のポイント。驚くほど安価ですが、使い倒せる本格ワークグローブです。(野毛さん)

1975 年創業の老舗ワークブローブメーカーの人気アイテム。適度な厚みがある牛革(スウェード)で作られている。S、M、Lのほかに、3~12歳を対象とするキッズサイズも展開中

 

6. 家でも積極的に使いたいデザインが◎

ナショナルジオグラフィック
「ROVER CUSTOM H」(1万3750円)

コットン生地の座面の内側にクッション材を入れることで、お尻と腰への負担を軽減。座り心地が快適です。(野毛さん)

耐荷重100kgを誇る高強度フォールディングチェア。トラス構造で横揺れせず、収納時にはスタッキングも可能。フロアを傷つけにくい樹脂製キャップが付属し自宅での使用もOK。

 

7. キャンプサイトがレトロな空間に様変わり

ベアボーンズ
「レイルロードランタンLED」(9680円)

光量を調節でき、テーブルでもランタンスタンドでも、どちらで使用しても抜群の雰囲気を演出します!(野毛さん)

かつて北米の鉄道会社で使われてきたランタンをモチーフにしたレトロなランプ。暖色に輝くLEDライトは、フル充電時にローモードで100時間も点灯する。

▲気泡が混ざるホヤガラスをあえて採用し、アンティークな趣を表現。細部にデザイナーのこだわりが見える

 

8. 3枚の布団で冬キャンプにも対応

コールマン
「マルチレイヤースリーピングバッグ」(1万3200円)

3つのレイヤーシステムで冬から夏のキャンプまでサポートします。ファミリーサイズでゆったり就寝可能です。(野毛さん)

アウター・ミッド・フリースレイヤーの組み合わせで、快適温度を最低−5℃、最高12℃まで調整できる優れもの。広げると3人家族が1枚の布団で眠る大型サイズに変形する。

sotosotodays

住所:神奈川県小田原市扇町2-32-6
営業時間:平日11:00~17:30
土日祝10:00~17:30

 

■L-Breath 新宿店

▼今シーズンのトレンドは?

L-Breath 新宿店 岡 宏昭さん

「ソロキャンプの人気は変わらず、初心者のファミリー層も増えてきました。人気商品に共通するキーワードは、軽さやコンパクトさに、最近は「快適さ」も重要。人気アイテムは口コミなどを参考にする方が多い印象です」

 

9. フカフカの座り心地にハマる人が続出

ホールアース
「CLAM CHAIR」(6600円)

座り心地が抜群に良くて、一度腰掛けると虜になってしまいます。新色オリーブも加わった大人気商品です。(岡さん)

肘掛け付きでリラックスでき、座面に中綿を入れることで包み込まれるような座り心地を提供。ラグジュアリーな使用感は、屋外だけでなく自宅でも使いたくなるほど魅力的だ。

▲座面を持ち上げるだけで折り畳むことができるワンタッチ構造を採用。力の弱い女性でも簡単に収納できる

 

10. 焚火台で迷ったらこれを選べば間違いなし!

ユニフレーム
「ファイアグリル」(7500円)

焚火から料理・BBQまでこなす最強グリル。オプションが豊富なためさまざまな料理に対応できる点が人気です。(岡さん)

焚火台のベストセラー。耐荷重が20kgもあるので、ダッチオーブンを乗せて豪快な料理も楽しめる。別売りの専用の鉄板を使えば、焼きそばやお好み焼などレシピの幅がアップする。

 

11. この一張で必要なものがすべて揃う

スノーピーク
「エントリー2ルーム エルフィールド」(8万7780円)

これからキャンプを初める人におすすめしたい逸品。スノーピークのテントがこの価格で買えるのは驚きです。(岡さん)

フルクローズする大型シェルターに、インナールームと雨音を遮るルーフシートをセットにしたエントリーモデル。インナールームを取り外せばシェルター単体としても使用できる。

 

12. 野菜や果物など、好きな食材をサンドしよう!

チャムス
「Hot Sandwich Cooker」(5280円)

内側に刻印されている、かわいいチャムスのロゴマークが人気のポイント。簡易フライパンとしても重宝します。(岡さん)

2枚の鉄板で食パンと好きな具材を挟み、火にかけるだけでホットサンドが完成。内側にフッ素樹脂加工が施されているので、食材がこびりつきづらく、使用後の洗い物もラク。

L-Breath 新宿店

住所:東京都新宿区新宿4-1-11
営業時間:月~土曜11:00~20:00
日祝10:30~19:30

 

 

■Orange

▼今シーズンのトレンドは?

堀西晃弘さん

「近頃の売れ行きを見ていると、スパイスやホットサンドメーカーなど、家でも使えるアイテムの人気が高いと感じます。そのほか、昨年から引き続き人気で品薄状態が続いている商品は、多くの方が継続して探していますね」

 

13. 高すぎる遮光性で朝寝坊に要注意

コールマン
「タフスクリーン 2ルームハウスLDX+」(9万1800円)

初心者の方でも設営しやすい構造です。ダークルームテクノロジーにより夏でも涼しく快適に過ごせます。(堀西さん)

定員が4~5人の大型ファミリーテント。裏が黒く遮光性の高い素材を使うダークテクノロジーが特長で、日光の透過を90%以上ブロック。テント内の温度上昇を大幅に抑制する。

▲ルーフフライにもダークルームテクノロジーを採用することで遮光性が向上。不快な結露の発生も軽減する

 

14. 遊び心あるマルチパターンが人気のポイント

グリップスワニー
「別注ギアショーツ」(8690円)

既存モデルと同じサプレックスナイロンを使用しているので、乾きが早く肌触りが良いのが特長です。(堀西さん)

定番のギアショーツをマルチパターンで縫製したOrangeの別注モデル。全部で9個もポケットをデザインし、抜群の収納力を実現。ナイフやライターなどを入れて手ぶらになれる。

 

15. キャンプ+電源で快適さが大幅アップ

Orange
「ポータブル電源MIGHTY」(4万9800円)

幅22×高さ18.5cmのコンパクトなサイズながら、十分な容量で電子機器を使用できる優れものです!(堀西さん)

品質の高さに定評がある、パナソニック製リチウムイオン電池を搭載するポータブル電源。複数の電子機器へ同時給電が可能で、本体は車のシガーソケットから充電できる。

 

16. シーンに合わせて形状をトランスフォーム!

Mikan
「トランスフォーム焚火台」(1万7900円)

Orangeのオリジナルブランド「Mikan」の焚火台。5パターンの使い道がさまざまなシーンで活躍します。(堀西さん)

一台が、焚火グリル、薪ストーブ、ウインドシールド、ミニトライポッドに焚火台を含む5つものパターンに変形。本体のプレートを組み替えるだけなので、誰でも簡単に扱える。

Orange

住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町妙寺488-4
営業時間:11:00~19:00

 

 

※2021年7月6日発売「GoodsPress」8.9月合併号94~97ページの記事をもとに構成しています

>> 【特集】2021夏 キャンプギアベストヒット

<文/吉澤英晃 写真/逢坂 聡(sotosotodays人物)、猪俣慎吾(sotosotodays店舗)>

 

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