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冬の快眠は寝具で決まる!大人の羽毛布団の選び方【快適ラクチン趣味活モノ】

&GP / 2021年11月23日 20時0分

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冬の快眠は寝具で決まる!大人の羽毛布団の選び方【快適ラクチン趣味活モノ】

【快適ラクチン趣味活モノ】

寝具メーカーの西川によると、コロナ禍により生活スタイルが変化したことで、睡眠で悩んでいる人が増えたという。こうした背景から、今、寝具にお金をかける人が増加している。そこで今回、これからの季節に大活躍の羽毛布団の選び方を紹介する。

*  *  *

冬の寝具といえば羽毛布団。しかし、品質をスルーして価格の安さだけで選んでは意味がないと、老舗寝具メーカー・西川の甲斐さんは話す。

「寝具は自分の体に合ったものを選ぶことが一番大事です。羽毛布団は高品質になるほど価格は高くなりますが、その分より暖かく、体にフィットします」

掛け布団に求められる条件は、軽さ・温かさ・フィット性。この3つを満たすものが“良い”寝具で、羽毛布団はこの条件を満たす。しかし羽毛布団もピンキリだ。何が違うのか、どこをチェックすればいいのだろうか?

「羽毛布団の場合、3条件に大きく影響するのがダウン・キルト(縫い方)・側生地(布団の生地)の種類です。この組み合わせによって価格も変わります」

羽毛布団を選ぶ際は、この項目をチェック。高品質の羽毛布団は軽くてフィットし、心地良さがケタ違い。保温性も高いため、寒くて途中で目覚めることがないそう。冬は布団を買い替えることで、趣味時間の疲れも癒やされるかもしれない。

西川 商品第1部第1課
甲斐あとりさん

創業455年を超える老舗寝具メーカー・西川の商品部で羽毛布団を担当。羽毛布団に対する深い知識と情熱を持っており、使う寝具によって睡眠の質は大きく変わると話す

羽毛布団選びのチェック項目

・羽毛の種類

ダウンの暖かさはマザーグース>グース>ダック

ダックはアヒル、グースはガチョウで、さらに体が大きいのがマザーグース。体が大きくなるほどダウンボールも大きくなり温かさがアップする。ちなみにダウンとは胸毛部分の球状になった綿毛(=ダウンボール)で、フェザーは羽根。ダウンの割合が多いほど暖かい。

・キルトの種類

ダウンがかたよりにくいキルトを選ぶと長持ち!

キルトとはダウンパック(羽毛の部屋)の縫い方で、キルトの種類によって羽毛布団が長持ちするかどうか決まる。ダウンがかたよりにくいキルトは暖かさが長続き。マス目の数や形はフィット性にも影響するが、 ただ多ければ良いというものではない。

・側生地の種類

軽くて柔らかい生地ならフィット感が良くあたたかい

側生地とは布団の生地のこと。 側生地による保温性の違いはないが、軽さ、フィット性に大きく影響する重要項目で、軽くて柔らかいものがベスト。生地が軽いと体を優しく包み込み、ダウンも潰れにくい。また、側生地にあわせて布団カバーにもこだわりたい。

1. 西川の大人気モデル!上質感とコスパの高さが魅力

西川プレミアム
「 羽毛掛け布団 NP7050」(5万5000円/シングル)

良質なホワイトグースダウンを使用し、羽毛がかたよりにくいキルトを採用しながら抜群のコスパを実現。

バランスの良い仕上がりで、西川ECサイトで人気が高い。ダウン90%・フェザー10%(ジーリンホワイトグース)

▲一般的な4×5マスのキルトながら、羽毛がかたよりにくい構造になっている。保温性が高く、ふっくら暖かい!

2. ゴア生地を使った注目作!清潔感をキープし蒸れにくい

西川プレミアム
「ゴア 羽毛掛けふとん FL09」(17万6000円/シングル)

側生地に「GORE 寝装用ファブリクス」を使用。生地自体が軽く、蒸れにくいため常に快適に使える。体の中央部分に縫い目がないので温かさも逃がさない。ダウン 93%・フェザー 7%(ポーランドマザーホワイトグース)

▲ゴア生地によりダニやハウスダストを遮断し、羽毛を清潔に保つ。湿気も逃がすためムレ感が少なく快適に使える

※GORER、ゴアRはW.L.Gore & Associatesの商標です。

3. 三角形の特殊キルトを採用した熱が逃げにくい上位モデル

西川プレミアム
「羽毛掛け布団 NP7052」(11万1000円/シングル)

特許取得のグランポリゴンキルトを採用。羽毛がマスの中で均一化し、優れた保温性を発揮する。首元と足元に縫い目がないため熱が逃げにくく、肌当たりも優しい。ダウン93%・フェザー7%(ポーランドホワイトグース)

▲三角形の特殊キルトは熱が逃げにくく、体が当たる部分に多めに羽毛が入っているため、より暖かく感じられる

羽毛布団とあわせて買いたい2アイテム

4. 柔軟性と弾力性を併せ持つハイブリッド4層構造の枕

西川
「ピロー(Low)」(3万800円)

圧力を分散させるハイブリッド4層構造を採用。頭部を包み込むような心地良いホールド感を備え、程よい反発力でスムーズな寝返りをサポート。仰向けでも横向きでも安定したポジションをキープし、快適な睡眠を促す。

▲点で支える構造により、頭圧を分散しつつ、ムレ感を抑える

5. わずか5分で布団があったか!ハイパワーなふとん乾燥機

アイリスオーヤマ
「ふとん乾燥機カラリエ KFK-301」(2万1780円)

DCブラシレスモーターを採用した、同社ふとん乾燥機のハイパワーモデル。風量がアップし、乾燥時間を短縮。 布団を快適に使えるのはもちろん、最短5分で布団をふんわりと温められるため、冬の快眠グッズとしても活躍!

▲ホース先 端は立体フラップにより大きな空間ができ、布団の隅々まで温風を届けられる。ホースの長さは750mm

西川さん教えて!
羽毛布団の使い方 Q&A

Q. 羽毛布団はカバーを掛けたほうがいい?
A. カバーを掛けると布団が長持ちします!

羽毛布団には、必ずカバーをつけてご使用ください。カバーをつけることで汚れを防ぎ、ダメージを軽減することができるので、 羽毛布団の風合いを保つことができます。 また、カバーはこまめに洗って使うと良いと思います。

Q. 毛布は羽毛布団の上or下に掛けるの?
A. 正解はありませんが下に掛けるのがおすすめ

どちらが正解というわけではありませんが、毛布は肌触りにこだわって作られているので、 体に直接触れる下に掛けたほうが気持ち良いと思います。羽毛布団の良さを生かすには、綿やウールの天然素材で、軽い毛布がおすすめです。

Q. 羽毛布団のメンテナンス方法を教えて!
A. 月に1〜2回は天日干しが理想です

羽毛布団は湿気が大敵。ダウンの膨らみが弱くなり、保温性の低下に繋がります。普段は風通しの良い日陰に干し、月に1〜2回は天気の良い乾燥した日に、布団全体に日が当たるように干してください。カバーをつけて使うことも忘れずに。

 

>> 【特集】快適ラクチン趣味活モノ

※2021年11月6日発売「GoodsPress」12月号38-39ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/津田昌宏>

 

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