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【高校野球】浜松開誠館の147キロ右腕・塚田、投手一本でプロ目指す

スポーツ報知 / 2025年1月11日 8時48分

改善した投球フォームが定着してきた塚田

 今秋のドラフト候補に挙げられる浜松開誠館の147キロ右腕・塚田暖琉(はる、2年)が、10日までに「投手専念」でプロを目指す考えを明かした。複数のNPB球団スカウトが視察に訪れた逸材は「高卒で行けるチャンスがあるならばものにしたい」と意気込んだ。

 もとは一塁手を兼ねる二刀流だったが、昨秋から投手一本に絞った。チームは7日から始動。最終年の目標を「(3月開幕の春季大会で)150キロを投げたい。チームを夏の甲子園に連れて行く」と力を込めた。

 悔しさを原動力にした。1年生で自身の出場はなかったが23年夏にチームは甲子園切符を手にした。マウンドに上がった昨夏は県初戦(2回戦)敗退。続く秋は県2回戦で散った。いずれも自らの大量失点が敗戦の決定打になった。以降は制球力、球速アップを目的にウェートトレに取り組んだ。シュート回転して甘いコースに入りやすかった投球フォームのテイクバックを小さくし、腕の振りとの連動性を高めるため、セットポジション時の足の高さを低く改善。土台を整えた。

 元中日の古池拓一投手コーチから、同校OBで立命大から社会人野球・ENEOSに進む長屋竣大投手(21)と比較し「(同投手以上の)潜在能力の持ち主」と評された。右腕が真価を発揮する。(伊藤 明日香)

 ◆塚田 暖琉(つかだ・はる)2008年1月15日、長野・長野市生まれ。16歳。地元の昭和小2年から南原育成少年野球で野球を始め、川中島中では千曲ボーイズで全国大会出場を経験した。変化球はスライダー含む4種。185センチ、86キロ。右投右打。家族は両親、弟。

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