巨人ＯＢの定岡正二氏が語る長嶋茂雄監督 ルーキー時代の金言と背中バシバシは「僕の大きな財産です」

定岡正二氏

　巨人ＯＢの定岡正二氏が、１１日放送のＮＨＫ総合「みんな　あなたが好きだった　プレーバック　長嶋茂雄の世紀」に出演。定岡が入団した当時の長嶋茂雄監督について語った。

　定岡氏は１９７４年ドラフト１位で巨人に入団、当時のエースナンバーである背番号「２０」を背負った。入団１年目には長嶋氏から部屋に呼び出され、不安の中、部屋に入ると背中をバシバシとたたかれ「定岡、お前この２０番の意味がわかるか！」と言われたと明かした。緊張していおり「いや…どう…」と煮え切らない返しをしたところ、「将来な、お前が２０勝する。その背番号なんだよ」と伝えられ、背筋が伸びたと振り返った。

　背中の感覚は現在も覚えており「３回かな」と回想。「あれは僕の大きな財産です」と語った。