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イオン北海道が西友買収 道内スーパー「3強」の構図に変化? イトーヨーカドーも撤退へ 業界再編進む

HTB北海道ニュース / 2024年4月3日 18時42分

(c)HTB

イオン北海道は2日、札幌市内のスーパー「西友」の買収を発表しました。これにより、道内の小売り競争はさらに激化しそうです。

札幌市内の西友9店舗を、今年10月1日付で買収するイオン北海道。グループ全体の売り上げは、道内の小売トップの3396億円です。イオン以外では、コープ、アークスも売り上げは3000億円台。西友店舗の買収により、3強の構図に変化が起きそうです。

帝国データバンク札幌支店・吉原弘基部長:「ある程度だんご状態の中での1、2、3位だったところが、頭一つ抜け出すことができたっていう部分は大きいと思いますね」。

本吉智彦記者:「この周辺には、スーパーがひしめきあっているんです」。

大通から地下鉄で10分の元町。東区の人口の1割以上が住んでいて、多くのスーパーが競合する地区です。イオン北海道は、買収した西友店舗をイオンやマックスバリュなどの看板に付け替えることにしています。ただ、元町には「イオンショッピングセンター」「マックスバリュ」「まいばすけっと」と、すでにイオン系列のスーパーが3つあります。利用者はどう感じているのでしょうか。

男性:「別に、イオンだろうが西友であろうが…」。

女性:「子どもの離乳食とか特化したものあると便利」。

男性:「お得な商品が多いので、それがどう変わるのかな、ちょっと心配ですね」。

イオン北海道は、元町の西友について10月以降どのような名称にするかは未定で、今後検討するとしています。

札幌市内にある西友とイオンは、いずれも地下鉄、JRの沿線に幅広く展開しています。イオン北海道のグループには、マックスバリュやザ・ビッグなどもあります。西友買収により、札幌市内のイオン系列の店舗展開が、さらに強化されることになりそうです。地下鉄元町駅周辺には、イオン系列だけで3店舗、さらにコープさっぽろやアークス系列の東光ストアもあります。

北海道では イトーヨーカドーの撤退も発表されています。それに加えてのイオンの西友買収で、スーパー業界は大きな変化の時期を迎えています。

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