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オール阪神・巨人、結成50周年のメモリアルイヤーに本格俳優デビュー! 『花まんま』で鈴木亮平&有村架純と共演

クランクイン! / 2025年1月10日 6時0分

――コンビ結成50周年を迎えるメモリアルイヤーに、『花まんま』で本格俳優デビューを飾りました。

・オール阪神

ほんまに記念に残る、ご褒美のような体験でした。皆さんのお邪魔をしてなかったかなというのが一番心配ですが。50周年ということもあって出させていただいて、監督さんも気を遣っていただいたのか、もう好きにしてくださいみたいな感じやったんで、緊張しいの僕からしたらありがたい環境ではありましたね(笑)。鈴木さん・有村さんと共演したんやぞと、自慢できる作品になりました!

・オール巨人

コンビ結成50周年になるわけで、いろんなところで「五十年、五十年」と言わなあかんことになると思うんですが、もう言うこともね、あんまりなかったもんでね。「五十年、長いことやってました」ぐらいしか言われんかったけど、この作品で俳優もやらせてもらいましたと言えるのは非常にありがたいですね。映画ですからね。クランクアップの時にも言わせてもらったんですけど、ほんま俳優っていいなとずっと思ってて、節目の年にこういう経験をさせていただいて改めて良かったなと思いますね。

――現場での前田哲監督の演出はいかがでしたか。

・オール阪神

僕は映画の監督とかは詳しく知らんので、結構厳しい監督なんか、それとも映像重視でものすごい時間をかける監督なんか全くわからなかったんですよね。分かってるのは大阪出身の監督やと。それはありがたかったですね。でも監督が普通ならもうちょっと言うけどもうええかっていう妥協はなかったのかなと、良かれと思ってしたところもそんなんいらないですって言いたかったんじゃないかと心配でなりません。

・オール巨人

監督が僕らを使うと決めた時、それはもう覚悟で使ってもらわなね。うまいわけがない、お笑いやし(笑)。でも本当に、作り方っていうのは大事だなと思いましたね。俊樹さんと山田社長の絡みで、台本にはないセリフの場面を作ってもらったんですよ。監督からは、「俊樹いつもようやってくれてるな」って顔をしてくれと言われて、難しいなと思いながらやった記憶があります。完成したそのシーンを見て、あれがあったから俊樹さんと社長の信頼関係が見えたんやなと感じましたね。僕がちゃんと表現できたかどうか分かりませんが(笑)。

――これから作品を観る観客へメッセージをお願いします。

・オール阪神

良い意味で、とても見やすい映画だと思います。物語にすっと入っていけて、難しくもないし。すっと、もうゆったりと見ていただける映画でたいへん素晴らしいと思います。

・オール巨人

僕は逆にちょっと難しいと思いましたね。これ、分かってくれるかな?って。だから皆さん、最初は集中して、話を頭の中で整理して見ていただきたい。ほな途中、嬉しい感情、悲しい感情、悔しい感情、いっぱい、いろーんな感情が出る。それが出てくる映画です。涙は一個やけども、ほんまにいろんな涙が出ました。皆さんもきっといろんな涙を流されると思います。

■前田哲(監督)

お好み焼き屋「みよし」の親父と山田製作所の社長には、プロデューサーと脚本を開発している初期の段階から役柄のイメージとしてオール阪神・巨人のお2人がぴったりだと思っていました。普段コンビのお2人が、映画の中では違う場所で演じることで、作品に妙味が加わると考えました。お2人の漫才師として培われた経験値、そして人生を積み重ねてこられた存在感がキャラクターに深みを与え、映画『花まんま』を華やかに彩ってくださいました。

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