築140年の武家屋敷を改修した温泉旅館、宮崎の城下町に誕生

IGNITE / 2020年7月20日 12時0分

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シーガイアや数々のサーフィンスポットなど、海のイメージが強い宮崎県だが、実は歴史ある日本情緒も楽しめる土地でもある。武家屋敷をリノベーションして再生した温泉旅館をご紹介しよう。

■武家屋敷を温泉旅館として再生

宮崎県日南市飫肥、城下町であり美しい武家屋敷街が広がっている。飫肥を代表する古民家の1つである旧小鹿倉邸を改修し、地元商店会と連携した新たな観光の拠点として再生するプロジェクトとして誕生したのが、温泉旅館「Nazuna 飫肥 城下町温泉 -小鹿倉邸-」だ。

■「Nazuna 飫肥 城下町温泉 -小鹿倉邸-」4つの特徴

美しい庭園を望むレセプションスペース

飫肥積みの石垣の意匠感じる玄関を越え宿に足を踏み入れると、かつて武家屋敷であった名残を残す伝統的な木造建築と広大かつ美しい庭園を臨むレセプションスペースが広がる。滞在中、自由に使えるフリーラウンジには飫肥の歴史・風土を感じられるギャラリーに加え、フリースナックも用意されている。

全客室に温泉露天風呂付き、飫肥の特徴をテーマとしたコンセプトルーム

全室に北郷温泉から輸送された温泉を愉しめる露天風呂を備えている。また5室の客室は、「飫肥のシンボルカラーである紫を基調」「飫肥の美しい風景に欠かせない苔」「飫肥の産業を支えてきた飫肥杉」「飫肥の街並みを彩るお茶の木の生垣」「日南市の特産品である柑橘種をモチーフ」と、それぞれ、飫肥の特徴を取り入れたユニークかつ伝統的な空間となっている。

地産地消の朝食は彩りが美しいお茶漬け和膳

朝はおかもちより現れる目にも楽しい四季折々の食材と共に、Nazunaこだわりの出汁を使用した特製お茶漬けが用意される。

既存の1棟貸し宿泊施設を統合し、「分散型旅館」としてリニューアルオープン

Nazuna 飫肥 勝目別邸(旧 季楽 飫肥 勝目邸)

「Nazuna 飫肥 城下町温泉」は小鹿倉邸の開業に伴い、Kirakuが企画・開発した既存の一棟貸しの宿「季楽 飫肥 勝目邸」「季楽 飫肥 合屋邸」を、新たに「勝目別邸」「合屋別邸」として本旅館に統合し、小鹿倉邸の5室と合わせた分散型旅館として営業を開始した。宿泊客のチェックインは全て小鹿倉邸のレセプションスペースで行い、今後も同エリアで宿泊事業を行いたいと考えている事業者の受付代行等の受け入れや、宿泊事業を軸にしたスパ施設やアクティビティ、飲食施設の開発などにも取り組んでいく予定だ。

Nazuna 飫肥 合屋別邸(旧 季楽 飫肥 合屋邸)

武家屋敷を旅館として再生させただけではなく、これからの飫肥の街づくりをささえるプロジェクトになっていきそうだ。

Nazuna 飫肥 城下町温泉 -小鹿倉邸-

所在地:宮崎県日南市飫肥8丁目1-62
公式サイト:https://www.nazuna.co/property/nazuna-obi-onsen-resort

(冨田格)

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