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BMW、伝説のレーシングカーを現代に甦らせた「3.0CSL オマージュ」世界初公開へ

IGNITE / 2015年5月19日 21時17分

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今年で86回を迎える伝統の「ヴィラ デステ・コンクールデレガンス」が、5月22日からイタリアのコモ湖畔で開催される。

BMWはその会場において、往年のレースカーをオマージュしたワンオフモデルを初公開する。

今回披露される「BMW 3.0CSL オマージュ」は、往年のレースカー「3.0CSL」を現代的な解釈とエンジニアリングで蘇らせたワンオフモデルだ。

「3.0CSL」は、1970年代のツーリングカーレースで活躍したホモロゲーション・モデル。ベース車の「3.0CS」とは1文字違いだが、その1文字は大きな意味合いを持つ。「L」は、ドイツ語で「Leicht(軽量)」を意味するのだ。

実際、「3.0CSL」はベース車からのパワーアップと同時に、アルミ製ドアやアクリル製リアウィンドウなどの採用によって、大幅な軽量化を果たしていた。

今回初めて披露される「3.0CSL オマージュ」も同様に、カーボンファイバー素材を多用した「軽量化」が最大のポイントだ。

アグレッシブなデザインも実に印象的。現時点で公開されている写真は1枚のみだが、大きく張り出したフェンダーと一体化したリアスポイラーや、大胆なエアフローなどが確認できる。インテリアも同様に、軽量素材が奢られているという。

スポーティネスとエレガンス、そして軽量化を融合したというワンオフモデルは、実にエキサイティングな1台として我々の前に姿を現しそうだ。

(zlatan)

写真:BMWグループ

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