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【東京五輪 3日の見どころ】サッカー男子・決勝進出をかけた大一番。ボクシング・入江は日本女子史上初の金メダルに挑む

インフォシーク / 2021年8月2日 18時0分

【東京五輪 3日の見どころ】サッカー男子・決勝進出をかけた大一番。ボクシング・入江は日本女子史上初の金メダルに挑む]

ボクシング女子フェザー級の入江聖奈が日本女子初のボクシング金メダルに挑む。また、男子フライ級の田中亮明も勝てばメダルが確定する。 サッカー男子は準決勝でスペインと対戦、勝てばこちらも史上初の銀メダル以上が確定。 体操男子で個人総合金メダルを獲得した橋本大輝が種目別の鉄棒に登場、総合との2冠を目指す。 世界王者の楢崎智亜らが初代王者を目指す新種目スポーツクライミングもスタートする。

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【ボクシング】
入江聖奈が日本女子初のボクシング金メダルに挑む。31日の準決勝で19年世界選手権銅のアーティングストール(イギリス)と対戦した入江は1ラウンドを先取、2ラウンドは相手にとられたものの最終ラウンドで「負けたら一生後悔する」と気迫で競り勝ち、僅差の判定をものにした。
12年ロンドン五輪から採用されたボクシング女子だが、日本からはこれまで出場もなかった。フライ級でメダル確定の並木もそうだが、彼女たちの快進撃の裏には日本ボクシング連盟の女子強化策がある。男子とは別のメニューに取り組ませ、強化合宿を何度も行い男子とスパーリングさせるなどして女子の強化に力を入れた。山根前会長の不祥事から一心された新体制のバックアップが実を結んだ形だ。
母親が読んでいたボクシング漫画の名作「がんばれ元気」に影響しボクシングを始めた入江。趣味はカエルの飼育で入場曲はXジャパンの「紅」という、現役所大大生らしくない?個性派だ。
決勝の相手は19年世界選手権王者のペテシオ(フィリピン)。アマ戦績86戦64勝の古豪で、入江の入江は世界選手権で対戦し準々決勝で敗れているが、直近の対戦となった昨年3月のアジア・オセアニア予選では入江の勝利。対戦成績では2勝1敗と入江が勝ち越している。互いに手の内は知った仲、どちらに転んでもおかしくはない。

快進撃の女子に負けてはいられない。ボクシング男子フライ級で田中亮明が準々決勝に進出、3日に行われる準々決勝に勝利すれば、3位決定戦がないためメダルが確定する。アジア・中南米に強敵がひしめきあうフライ級でメダル獲得となれば、日本勢としては61年ぶりの快挙となる。
ここまで田中は1回戦でリオ銀のフィノルリバス(ベネズエラ)に、そして2回戦ではリオデジャネイロ五輪銅メダリストの胡建関(中国)とリオのメダリストを次々と撃破。2回戦ではまるで漫画のような快進撃でここまで来た。
田中の快進撃の裏には、弟の存在がある。弟の恒成は世界最速タイのプロ12戦目で3階級制覇を制した元王者。弟に試合を見てアドバイスをもらい、フィジカルトレーニングジムも紹介してもらった。
次戦の相手はリオ五輪ライトフライ級銀メダルのリバス・マルティネス(コロンビア)。3連続のメダリスト狩りで、一歩先へ向かう。

【スポーツクライミング】
東京五輪の新種目・スポーツクライミング。12mの壁を登る速さを競う「スピード」、4mの壁を制限時間内にいくつ登れるか競う「ボルダリング」、12m以上の壁を制限時間内にどこまで登れるか競う「リード」の3種目の合計点で順位を決める。

日本からは男女2人ずつが出場するが、男子のエース楢﨑智亜は19年世界選手権でボルダリングと総合で優勝おり、今大会の金メダル候補。原田海も世界選手権総合で4位の実績があり、メダルのチャンスは充分にある。
指先と全身を駆使するだけでなくルートを計算する頭脳も要求されるクライミング、実際に見てみると壁を登るスピードと力強さに圧倒されるはず。ちなみに両者ともイケメンだ。

【体操】
史上最年少で体操男子個人総合で金メダルを獲得した橋本大輝が種目別決勝の鉄棒に登場、2冠を目指す。鉄棒は橋本が最も得意とする種目で、予選、団体決勝、個人総合の鉄棒でいずれも最高点を出しており、一歩抜け出している状況だ。ただ、鉄棒は落下や着地のミスなどミスが出やすい種目でもあり、内村航平も予選の鉄棒で落下、敗退した。
決して油断は出来ないが、橋本はそれまで安定していなかった着地をオリンピック前の合宿で修正、課題を克服してきた。G難度の「カッシーナ」と着地が決まれば、金メダルの可能性は高い。
また、橋本以外の出場メンバーは実力が拮抗しており、北園丈琉にもメダルのチャンスは充分にある。

【サッカー男子】
勝てば日本サッカー史上初の決勝戦進出、68年メキシコオリンピックの銅メダルを上回る銀以上となるサッカー男子。準決勝で対戦するのは92年バルセロナで、2000年シドニーで銀メダルを獲得しているスペインだ。MFペドリ、FWオヤルサバル、GKシモンなどフル代表にも選ばれている選手に加えて24歳以上のオーバーエージにはレアル・マドリードで活躍するアセンシオらワールドクラスを揃えてきており、当然ながら優勝候補の筆頭となっている。
彼らの強みは圧倒的なボール保持力。ここまでの試合でも7割以上の保持率で試合を支配してきた。
オリンピック直前の強化試合で日本とスペインは対戦しており、スペインが圧倒的にボールを支配する中、堂安のゴールで日本が先制するもスペインが追いつきドローとなった。
過去のオリンピックでの対戦では日本の1勝1分。68年はスコアレスドロー、12年ロンドンでは日本が1-0と勝利している。
この試合でもスペインがボールを支配することが予想されるが、肝心なのはスペインの圧力に屈さない中盤の守備、そして数少ないチャンスを活かせる決定力か。53年ぶりのメダル確定へ、日本は歴史を変えることができるだろうか。

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