『カードキャプターさくら:思い出の鍵』が韓国でも事前登録開始!......日本は?―次なるヒット作を探せ!日本未上陸の注目ゲームアプリ3選【2024年5月12日】
インサイド / 2024年5月12日 15時0分
先日Appleからは新型iPad Air/Proが発表され、Xiaomiからも新型Androidタブレットが発表されましたね。今年発売した新型MacBook Airに「M3」Appleシリコンを搭載したばかりですが、なんと新型iPad Proには次の世代の「M4」Appleシリコンが搭載されているとして衝撃を受けた方が多いと思います。さらにその価格帯にも驚かれました(悪い意味で)。
長期的に運営が続いているスマートフォン向けタイトルは、定期的な大型アップデートでデバイスの要求スペックが向上します。そのため、中には今回の発表を機に新型iPad Air/Proを購入しようとしていたゲーマーもいるのではないでしょうか。
電力効率の良さや性能のパフォーマンス、iPhone&MacBookとの連携の利便性を考えると、確かにiPad Air/Proが欲しくなります。ただ、今回発表されたXiaomiの新製品も、スペックや価格帯のバランスが非常に優れていると感じています。なにより円安が続く今の日本では信じられないほどのコストパフォーマンスなのです。これはアプリゲーマーにとって、非常に悩まされる問題ともいえそうです。さて、今週も日本未上陸のタイトルを3選ピックアップしていきましょう。
※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。
◆『カードキャプターさくら:思い出の鍵』
2023年9月に中国で配信された『カードキャプターさくら:思い出の鍵』が韓国においても事前登録開始となりました。パブリッシャーは韓国内で好調なセールスを記録中のアクションゲーム『ZERO9』を手がけているUjoy Games。
本作は人気作「カードキャプターさくら」の物語を追体験できる放置系RPGです。主人公・木之本桜の多彩なコスチュームが楽しめるほか、アニメルックな3DCGで物語本編をイチから追うことができます。ゲームのオープニングテーマには、クリアカード編のアニメで起用されていた「CLEAR」を採用していました。
ゲーム内は日本語音声と中国語音声を切り替えることができます。なお、バトルシステムは獲得したクロウカードを駆使して戦うカードバトルといった感じです。スマートフォン縦持ちスタイルのゲームですが、以外にも遊びやすい印象を受けました。
3DCGのクオリティとアニメーションの細やかさはかなりのもので、ダイジェスト気味ながらまるでアニメ本編を視聴しているような体験です。ぜひ、日本でも配信してもらいたいものなのですが、そもそも韓国における「カードキャプターさくら」の人気と知名度はどれほどなのか気になります......。
◆『無名之詩』
4月30日に公式サイトと公式SNSがオープンした新作3Dアクション『無名之詩』は、台湾のJIANG SHENG MOBILE GAMESが手がける新作タイトル。あまり目にしたことのないデベロッパーでしたので、第三者機関のサイト経由で調べてみると、30名ほどの人数で構成されたスタジオのようでした。
ゲームとしては、横スクロールの本格コンボアクションとなっています。公開中の動画では繋げたコンボ数でランクが向上するアクションゲームらしいシステムも備わり、キャラクターを切り替えながら攻撃をリレー形式に繋いでいる様子が確認できます。
公式サイトと公式SNSの登場からまだ日の浅い本作ですが、今後どれだけゲームが洗練されていくのかが楽しみです。
スマートフォンで遊べるアクションゲームは今でこそ珍しくありません。しかし、それでもなお「スマートフォンでアクションゲームを遊びたくない」「操作が苦手で遊べない」とするユーザーはまだまだいるものでしょう。その辺、台湾のプレイヤーたちはどのように考えているのか興味が尽きないところですね。
◆『神隠之子』
5月4日に『神隱之子』が事前登録開始となりました。本作は幽霊と人間が共生する不思議な異世界を舞台にしたタイトルです。独特で味わい深い2Dグラフィックのゲームですが、中身としてはサスペンスが絡む推理アドベンチャーと、ターン制ベースのRPGバトルを軸にした一作になっています。
既にベータテストを終えており、これからユーザーたちに期待されるのはプレイヤーの意見をフィードバックした製品版になることでしょう。ベータテストに参加したユーザーのコメントをチェックしてみると、「謎解きが面白い」「ストーリーが優れている」「アートスタイルに惹かれました」など、かなり好意的な意見が多く見られます。
昨今ではスマートフォン端末のスペック向上に伴い、それを活かそうとインパクトのある3DCGを積極的に活用したタイトルが多い印象を受けます。ですが、本作のようにアートスタイルや中身の面白さが評価され、結果としてファンを惹きつけているゲームもたくさんあるので、無理に3Dグラフィックに頼る必要はないと感じています。重要なのは遊び続けられるかどうかでしょう。
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