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フランクリン・プランナー・ジャパンの時間管理  ⑧会社と自分の価値観を合わせる/フランクリン・プランナー・ ジャパン

INSIGHT NOW! / 2016年3月4日 9時59分

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フランクリン・プランナー・ ジャパン / フランクリン・プランナー・ジャパン株式会社

この季節、ビジネス・パーソンの方々は、新しい職場への異動や、心機一転の新しい会社での仕事が決まったかたも少なくないでしょう。

この機会に、あなたが所属する組織(チーム)の持つ価値観とあなたの価値観について考えてみましょう。

個人と同様に、組織にも価値観はあります。組織の中で、充実したビジネスライフを送るには、組織の持つ価値観と自分自身の価値観が合っていることが条件になるでしょう。まったく合っていない場合は、仕事をするときに、常に自分自身の価値観に背いて仕事をすることになりますから、その仕事に充足感などはないでしょう。

ただし、完全に一致することは難しいものです。重なり合う部分を探し、合致した価値観の中で仕事をすることを考えましょう。

組織の価値観と個人の価値観が異なることで、大きな精神的なダメージを受けてしまうことは、少なくありません。

たとえば、ある人が営業で、問題を抱えた顧客から相談があったとしましょう。その人の価値観は「顧客貢献第一」で、顧客へは無条件で貢献することが必要だと心から思っています。当然、顧客からの難題に必死で努力し、一生懸命に頑張った結果、問題は解決しました。顧客の評価も高く、その人はとても満足しました。

しかし、会社はその人に対し、全く評価することなく、「余計なことはするな」といわんばかりの反応で、「どれだけの機会損失があったと思うか?」と褒められるどころか叱責を受けてしまいました。

よくある話ではないでしょうか。この人の思いと上司の反応との違いはいったい何なのでしょう?

この原因のひとつは、その人と組織の持つ価値観の違いによります。

会社の価値観は、ビジネスを大きくするには、顧客へは貢献することが重要ではあるものの、現実的には自分自身、組織の効率的な活用を考え、最大の効果を目指すことだったかもしれません。

こうしたことがないように、組織の価値観と自分自身の価値観について考え、重なるところはどこで、どの価値観を共有しながら仕事をすればいいのかを理解しておく必要があります。

組織の持つ価値観を確認してみましょう。

ほとんどの会社には、経営理念や守るべき価値観が額縁に入れて飾ってあったり、カードで配られたりしているはずです。

ではこれらが組織の持つ価値観でしょうか?

残念ながら、こうした形式上のものは、有名無実化していることも現実です。実際の行動規範とはかけ離れたものである組織も多く存在します。

価値観は行動に表れますから、あなたの組織のメンバー、特に上司や経営層に近い人たちがいざというときに、どのような意思決定をし、どのような行動をとるかをよく観察してください。

そこに価値観は明確に表れます。自分の価値観との違いに愕然とすることもあれば、その上司を見る目が尊敬へとまったく変わってしまうこともあるでしょう。

そこで認識できた価値観を思い浮かべながら、自分の取るべき行動を考えてみましょう。

・会社の価値観と自分の価値観の違いを比べた場合、矛盾するところはありますか?この違いを解決することは可能ですか?

・自分自身の価値観について、改めて考え直す必要はありませんでしたか?

・改めて認識できた組織の価値観に対して、自分自身の行動を変える必要性はありますか?

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