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約20万円でも「Xiaomi 14 Ultra」が想定以上の反響だった理由 ミッドレンジは“企業努力”で価格を維持

ITmedia Mobile / 2024年6月17日 11時49分

●日本で早く出すことに焦点を当てておサイフケータイは非搭載に

―― 今回、仕様はグローバル版に近いですが、Xiaomiは参入後、比較的早い段階でおサイフケータイに対応するなど、ローカライズにも積極的でした。やはりおサイフケータイ対応は難しかったのでしょうか。

大沼氏 それがあった方がいいことは確かで、そういったお客さまがいるのも事実です。ただし、今回は3月にグローバルで発売され、日本で早く出すことに焦点を当てました。FeliCaがなくてもいいと言っているのではなく、(FeliCaと発売タイミングの)どちらを優先するのかの決断があったということです。ついていないのは確かに事実ですが、早くお出ししたかったという思いがあります。日本だけ特殊だと部材も変わってきてしまうので、すぐには出せなくなってしまいます。

安達氏 特化した商品ですし、誰もが持っているような台数は出ないので、そこは見定めながら考えていきたいと思います。

―― 今回はオープンマーケットとして投入しましたが、反響が大きかったのはキャリアも見ていると思います。今後、フラグシップモデルをキャリアモデルとして展開していくご予定はありますか。

大沼氏 何をどう出すのかを決めているわけではなく、オープンマーケットで出すものと通信事業者が採用するもの、それと、いろいろな組み合わせ出す特殊な物という3つのカテゴリーがあり、お話をしながら決めていきたいと考えています。今はまっさらな状態ですが、商品を出したことで(キャリアが)どう評価されるかは、しっかりご意見を交換していきたいと思います。

 ちなみに、今回もKDDIさんにはau +1 collectionとして出していただけました。通信とひも付いているわけではありませんが、初めての試みなので、どうなるかは見ていきたい。auショップは展示も含めて300店舗に置いています。auショップにはわれわれの他の商品もあるので、トータルでお見せすることができると思います。

―― auショップという意味でいうと、以前発売したチューナーレスTVが好評だったとうかがいました。今回、「Xiaomi TV Max 86"」を発売したのは、その実績もあったからでしょうか。

大沼氏 今回はモニターではなく、シアターという位置付けです。auでやったからというのではなく、日本のお客さまにシアターをご提案したい思いでやっています。

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