1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

約20万円でも「Xiaomi 14 Ultra」が想定以上の反響だった理由 ミッドレンジは“企業努力”で価格を維持

ITmedia Mobile / 2024年6月17日 11時49分

●5万~6万円台のミッドレンジに穴が空いていた

―― スマホやテレビ、タブレットも含めてハイエンドな製品を一挙に投入してきた印象ですが、一方でRedmi Note 13 Pro 5GやRedmi Note 13 Pro+ 5Gも発売しています。この狙いを教えてください。

安達氏 エントリーモデルは、4月にソフトバンクさんから「Redmi 12 5G」が発売され、幅広いお客さまにお届けできる状態になっていましたが、ミッドレンジには穴が開いていました。5、6万円台前後でそこそこパフォーマンスが出る一方で、あまりお値段が高くないミドルレンジモデルは、昨年、日本でお休みしていました。グローバルでいい商品が出てきたので、ここにFeliCaを搭載しました。台数的にも大きく期待している商品です。

 普通のユーザーといったら失礼かもしれませんが、スマホを使って日々の生活を送るユーザーには必要な十分な機能を有したモデルとして、この2機種を日本に持ってきました。2億画素カメラ、急速充電、有機ELの1.5Kディスプレイを搭載し、一昨年(2022年)のハイエンドモデルとほぼ同じようなスペックが入っています。Redmi Note 13 Pro 5Gに関してはKDDIだけでの販売になりますが、価格は4万1800円と安く、気に入っていただければ単体でご購入することも可能です。そういったことも含めて、広くご検討いただければと考えています。

―― 円安もあってミッドレンジモデルの価格もどんどん上がっている印象ですが、このモデルは安いですね。

安達氏 3年前に発売し、ご評価をいただけた「Mi 11 Lite 5G」という端末がありましたが、あちらは4万3800円でした。結果的にですが、KDDIでの価格も4万1800円で、ほぼ同じです。3年たって機能も全面的に上がった一方で、お値段はほぼ据え置きを実現できました。

 Redmi Note 13 Pro+ 5Gに関しては、より高いハイエンド級のスペックが5万9800円で手に入ります。他社が7万円、ないしは8万円の値付けをしている中では、かなり頑張ったと自負しています。エントリースマホで物足りなくなったお子様や、もう少しいろいろなことをスマホでやりたい方がステップアップとして買い替えていただくのに最適な商品です。

―― これだけ物価が上がっている中で、維持できているだけでもすごいですね。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください