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“完全0円”の格安SIM「みんギガ」が生まれたワケ 若年層のギガ難民を救えるか

ITmedia Mobile / 2024年7月2日 16時46分

山下氏 βサービスの検証時は、選べるようにするとユーザーインタフェースがややこしくなってしまうので、1回線です。正式サービス化のときには、ご相談することになります。やはりドコモがいい、auがいいという方はいらっしゃる一方で、2回線目でパケットがもらえるからそこまでは気にしないという方もいます。ただ、まだどこにするかは決まっていません。mineoはドコモとauが多く、eSIMに対応しているのもこの2回線なので、そのどちらかになると思います(※編集注:取材後、au回線のAプランのみに決定した)。

●β版は3カ月ほど運用する予定 課題を洗い出してから本サービスへ

―― BAKERUさんはアンケートを11万円で提供する予定ですが、調査費用としてはちょっと安くないでしょうか。

正嵜氏 リサーチに関しては、クライアントに調査票を作っていただき、それを流すだけにしています。こちらの手間をなるべくなくして、安いサービスにしていきたい。ユーザーさんが多くなるとアンケート数も増やさなければいけないので、なるべく多く、安く回していきたいと考えています。

 ちなみに、いわゆる大手の調査会社の場合だと、ちゃんと営業がついて調査票を作ってとやっていくので数十万円の金額がかかりますが、セルフ型だと11万円は相場に近いと思います。一方で、そういった調査はコミュニケーションがメールになることが一般的で、Z世代だと受け取らないという方も多い。われわれはLINEを使って連絡するようにしているので、そこは他の調査会社と比べたときの優位性になりうると考えています。

―― β版の後に取れて正式サービスに移行すると思います。βはどの程度続けていくのでしょうか。

正嵜氏 いったん3カ月程度グルっと回してみて、オペレーションをどうしたらいいかなどを洗い出してから本サービスを構築していきます。

―― その段階で、アンケートの対価を300MBにするといったスペック変更もあるのでしょうか。

正嵜氏 可能性としてはあると思っています。件数との兼ね合いで、調整していくことになります。

―― すごく細かなところですが、マイページのようなものも用意されているのでしょうか。

正嵜氏 それがまだありません。速度が遅くなったら気付くという(笑)。問い合わせをいただければお答えしますが、本サービスまでに作らなければいけないとは考えています。

―― 容量切れのSMSも飛んでこないのでしょうか。

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