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「Zenfone 11 Ultra」速攻レビュー カメラから新AI機能、パフォーマンスまでを徹底検証

ITmedia Mobile / 2024年7月3日 11時8分

 本体サイズは76.8(幅)×163.8(高さ)×8.9(奥行き)mm、重量が約224gだ。大画面ハイエンドモデルとしては軽量な部類に入る。画面サイズの割には幅76.8mmとスリムなので、手が大き目の人なら片手持ちでの親指フリック文字入力も可能だ。

 デザインは派手すぎず普段使いしやすいが、カメラ部分の厚みはやはり気になる。モバイルSuicaなどをよく利用する人はケースをつけたくなる。後述するゲーミング性能と冷却を考えると、メッシュタイプのケースが欲しいところだ。

●β版だがAI翻訳や文字起こしに対応

 AI関連機能をスマホ側の処理だけで実行する、ローカルAIの機能を搭載。利用できるのは音声レコーダーの文字起こし(β版)、通話中のAI翻訳機能(β版)、ギャラリーのAI画像検索、AI壁紙生成、AIノイズキャンセリングだ。

 AI文字起こし機能(β版)は発売後のアップデートでの実装になるが、テスト機で実際に試すことができた。一通りおおむね問題なく認識できるのだが、β版ということもあり、他社サービスと比べると認識速度や音声認識の精度の面でやや劣るという印象だ。今後の製品版への搭載や、正式リリース時の改善を期待したい。 言語は英語、中国語(繁体字と簡体字)、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、日本語に対応する。

 AI通話翻訳機能(β版)は、通話中に翻訳を有効にすると双方の会話内容を翻訳したものがZenfone 11 Ultraの画面に表示される。若干認識に時間かかる場合もあったが、これをスムーズに利用できれば便利になりそうだ。英語、中国語(繁体字/簡体字)、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、日本語に対応する。

●光学式手ブレ補正と光学3倍ズーム対応のカメラを搭載 動画撮影は6軸ジンバルが強力

 アウトカメラは6軸ジンバルと光学手振れ補正対応の広角5000万画素カメラ(23mm相当/F1.9)など、Zenfoneシリーズの特徴を引き継いでいる。

 望遠は光学3倍で光学式手ブレ補正搭載の3200万画素カメラ(65.3mm相当/F2.4)を搭載。超広角は1200万画素カメラ(12.7mm相当/F2.2)だ。また、インカメラは 3200万画素カメラ(22mm相当/F2.05)という、画質も感度も良好なものを搭載する。

 画質はややコントラストが強めだが、全体としては極端な補正はなく、まとまった絵作りだ。夜景撮影はジンバル搭載の利点を生かしたいのか、2秒ほどの手持ちロングシャッターになる。

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