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「Zenfone 11 Ultra」速攻レビュー カメラから新AI機能、パフォーマンスまでを徹底検証

ITmedia Mobile / 2024年7月3日 11時8分

 最近の高画質ゲームアプリはスマホに求める性能が上がってきており、それもあってスマホの買い替えを考えている人も多いだろう。このスコアの高さと、それを支える冷却性能は、普段使いのスマホでゲームに強いモデルを探している人にとってかなり魅力的だ。

●ゲーム支援機能「Game Genie」で高画質ゲームを普段から気軽に楽しめる

 ゲームプレイを支援する「Game Genie」は、ゲームプレイ時に画面上部の左右の隅から内側にスワイプすると表示される。また、「設定」→「拡張機能」→「GAME Genie」からも、動作対象となるゲームアプリリストの管理や個別の動作モード設定が可能だ。筆者の試した限り、「設定」ウィジェットなどでショートカットをホーム画面に出すことはできなかった。

 メニューからは、最高の性能を発揮する「高性能(ハイパフォーマンス)」や動作を状況によって変える「ダイナミック」などの動作モードを変えられる他、CPUやGPU利用率やフレームレートのリアルタイム情報表示、通知オフや充電モードの変更、画面録画など便利な機能を利用できる。ただし、ROG Phone 8シリーズに搭載された自動録画などの新機能は用意されていないようだ。

 Zenfone 11 Ultraでゲームをプレイした場合の利用スタイルだが、筆者の場合は「高性能(ハイパフォーマンス)」設定で無理に性能を引き出すよりも、標準的な「ダイナミック」設定でSnapdragon 8 Gen 3の処理性能に余裕を持たせつつ長時間プレイできる環境を整えるのが合っているという印象だ。

 具体的にタイトルを上げると、「原神」を「高/30fps」、そして「学園アイドルマスター」を「高/30fps」という標準設定でプレイすると、GPU利用率は50%前後にとどまり熱の発生を抑えつつ快適にプレイできた。もちろん最高画質や60fpsといった極端な設定でも「高性能(ハイパフォーマンス)」で問題なく動作する。だが、長時間動かすと熱を持つ上にバッテリーの持ちが気になってしまう。

 Zenfone 11 Ultraを普段使いのスマホとして使う場合は、性能を完全に引き出すよりも余裕を持たせて利用した方がより良い満足度を得られる。もし性能を完全に引き出したまま動かしたい場合や、画面をHDMIで外部出力し続ける用途ならROG Phone 8を選んだ方がいいだろう。

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