1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

IIJ×OPPO、Xiaomi、モトローラが語るスマホ戦術 おサイフケータイは「永遠の悩み」、IIJmioは「モバイル業界の宝石箱」

ITmedia Mobile / 2024年7月26日 14時55分

 丹下氏は、Reno11 Aに画像処理に特化したAIが搭載され、「AI消しゴム」で活用されていることを紹介。今後については、GoogleやMicrosoft、QualcommやMediaTekと「強力に連携しながら作り上げている最中」として、多くを語らなかった。

 AIとは別に、丹下氏は「言えること」として「日本に今回、久しぶりにFindを持ってこようと思います」とサプライズ発言。会場はもちろん、永野氏、安達氏や見潮氏も驚いていた。

 なお、スマホに搭載してほしいAI機能について、会場の来場者からアイデアを募り、それについて3氏がコメントするシーンもあった。

●各メーカーの強みは? カラー名称はシンプルが一番?

 3問目は「各メーカーの強み」。

 Xiaomiの安達氏は、コスパの高さに加え、会社のスケールが大きいことから、結果としてエントリーからフラグシップまで幅広いラインアップを用意できること。スマホ以外のさまざまなプロダクトもそろえていることをアピールした。また、経営陣とユーザーとの距離が近いことも強みとして挙げた。

 「CEOの雷軍が、自ら3時間ぶっ続けのスピーチをしたり、いろいろなイベントでユーザーと関わったり、Xでコミュニケーションを取ったりというのは、企業文化として創業時からあるもの。日本でもファンミーティングやセミナーなど、ユーザーさんとのオンライン、オフラインでの交流、SNSを通じた双方向のコミュニケーションをすることで、生の情報をダイレクトに感じられるブランドにしようとしています。他のメーカーさんにない、われわれの強みになっているんじゃないかなと思います」(安達氏)

 OPPOの丹下氏は「自社一貫体制からくる品質の高さ」を挙げた。

 「薄軽、大容量バッテリー、4年間、長く使える性能をこれからも継続していこうと考えています。薄軽は変わらず、もっと大容量にすることも企画しています。今後も、お客さんに長く使っていただく端末を作っていくのがOPPOの特色であり、強みだと思っています」(丹下氏)

 モトローラの見潮氏は、世界各地に開発拠点があることで「非常にダイバーシティーに富んでいること」を強みとして挙げた。

 「開発拠点が、ヘッドクオーターのあるアメリカに加え、ブラジル、中国、インドにあり、議論していると、いろいろな視点が入ってきて、お互いに尊重しながら活発な議論ができ、端末開発にユーザーの意見を反映しやすい環境になっています。言いたいことを言える風通しのいい会社で、言ったことを取り入れてくれる。非常にいい環境で開発できていることが、モトローラが今伸びている原因になっていると思います」(見潮氏)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください