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IIJmio“長期優遇施策”の狙い 「新規ばかり優遇」からの脱却、旧プランからの移行は課題か

ITmedia Mobile / 2024年7月31日 11時10分

亀井氏 はい。他のメーカーからも日本市場に力を入れていくと伺っているので、新しいものはもちろん、奇抜なものも対象にしていきます。この3モデルは、何年も売っていたのがこのメーカーだったからです。

―― 基本的には例えばOPPOを買った人にはOPPOのクーポンが届くという形でしょうか。

亀井氏 そうです。

―― 金額や付与状況が分からないことがあり、どの程度メリットがあるのかがイマイチ伝わりづらいのですが、見える化するようなことはお考えですか。

亀井氏 金額をオープンにするのがいいのか、対象の母数をオープンにするのがいいのかはありますね。今はちょうど3メーカーのクーポンを配っていますが、他社の決済アプリのように常にクーポンがあるような状態にした方がいいのか、その辺のやり方は模索していかなければいけないと考えています。せっかくアプリを開いても、そこが空っぽだとむなしくなるというのはあると思います。そこにはまだ配慮できていませんが……。

―― 今はミッドレンジが中心ですが、IIJはハイエンドモデルも販売しています。こういった端末に、2万円、3万円のようなクーポンを出すこともあるのでしょうか。

亀井氏 そもそも高価格帯の端末は買っていただける方が少ないので、皆さんが買うようなものを中心にしています。そのメーカーを買った経験がある人が少ないと、母数も減ってしまいます。今回の3メーカーは繰り返し販売していて、買ってもらえている端末です。3メーカーを足すと、何十万という数になりますからね。

矢吹氏 メーカーさんとどう育てていくか次第で、考えられることではあります。例えば「Xiaomi 14 Ultra」の次が出たら、メーカーさんも当然(割引を)やりたいと考えるはずですから。

亀井氏 そこはメーカーさんと話をしながらですね。機種を扱う上で、プロモーション費用を双方から出し合うようなことはしています。

●スマホ以外が優待の対象になる可能性も

―― スマホ以外というのもありえるのでしょうか。

亀井氏 そういうものも考えていますし、量販店で購入する際のためのものもできると思っています。端末(スマホ)ありきとは、考えていません。

―― まだ始まったばかりですが、成果はいかがでしょう。

亀井氏 まだ1回目に配った方のクーポンが有効期限を迎えていないので正確には分かりませんが、端末だけを買っていただけるケースは増えています。新しい商品が出たのを認知してもらえる機会も増えました。

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