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モトローラ急成長の要因を聞く 日本のスマホはFeliCaありきで開発、ソフトバンクやIIJとのタッグも成功

ITmedia Mobile / 2024年8月9日 13時0分

―― そうなると、次のrazr 50 ultra、razr 50も期待できますね。

仲田氏 これに関しては、その時期になったらお話ししたいと思います。

―― 昨年販売したrazr 40やrazr 40sはやはり反響が大きかったのでしょうか。

仲田氏 ものすごく大きな反響をいただきました。やはり2つ折りがお好きな方はいらっしゃいます。これが手放せないという声もいただきました。2つ折りのよさは、実際に使えば分かっていただけると思います。より多くの方に知っていただく活動はしていきます。われわれだけでなく、サムスンさんやZTEさんが出されたことで、認知が上がっているのもいいことです。認知が上がった中で触っていただくところまで持っていければ、このよさが伝わると考えています。

 razr 50、razr 50 ultraはニューヨークで実機を触りましたが、かなり完成度が高い。ヒンジの部分も改良していますし、デザインやマテリアル(素材)も、かなりいいものになりました。商品として素晴らしいので、日本で発売した際にどのような反響をいただけるのかが、非常に楽しみです。

―― razr 50、50 ultraもそうですが、motorola edge 50 proにも共通戦略としてPANTONEのカラーが採用されています。これはどのような意図でやられているのでしょうか。

仲田氏 ライフスタイルテックというのが、モトローラの推しているポイントです。日常生活の中で使いやすい、使いたくなるもの。皆さんのライフスタイルの中で、スマホがそれをいかに支援していくのか。言い換えると、ライフスタイルの中でテクノロジーをどう活用するのかを提案するのが、グローバルでの戦略です。ファッション性のように、持ち歩きたくなることもライフスタイルでは重要です。そこが、素材選びにも表れています。また、グローバル全体では、ESG(環境、社会、企業統治)の観点でリサイクル素材もどんどん活用しています。

―― 先ほど、日本から要望を出すというお話がありましたが、カラーバリエーションについてもそうなのでしょうか。

仲田氏 そうですね。例えば、motorola edge 50シリーズにはNordic Woodという木材を使ったバリエーションもありますが、社内で議論し、使い方が限定されるという理由で見送っています。逆に、razr 40ではバニラクリームがご好評を得ていたので、定番のように継続しています。

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