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モトローラ急成長の要因を聞く 日本のスマホはFeliCaありきで開発、ソフトバンクやIIJとのタッグも成功

ITmedia Mobile / 2024年8月9日 13時0分

―― プロモーションも強化していくとおっしゃっていましたが、どのようにブランドを拡大していくお考えでしょうか。

仲田氏 40代、50代の方は、昔のモトローラを覚えていることもあり、比較的いいイメージを持たれています。こうしたモトローラが持っている歴史や、アメリカで作られているというブランドヒストリーは押さえつつも、より若い人に使っていただけるブランドに拡張していきたい。そのための認知を上げる方法は、いくつかあります。私の方針として、その商品やタイミングに合わせたやり方をいろいろとやっていきます。

―― 例えば、moto g64 5Gやmotorola edge 50 proでは、どんなことをされるのでしょうか。

仲田氏 これから大きなイベントをやるというより、店頭での訴求ですね。タッチ・アンド・トライのイベントをするとか、実際に使っていただき、販売につなげられる地上戦を強化していきたいと考えています。

●取材を終えて:ドコモやKDDIとどう連携できるかが鍵に

 出荷台数を伸ばし、日本市場での存在感を高めているモトローラだが、moto g64/g64y 5Gも引き続き好調とのこと。motorola edge 50s proでedgeシリーズの販路も広がり、その勢いはさらに増しそうだ。その背景には、日本市場からのフィードバックが反映されやすくなった開発体制もあるようだ。実際、2023年から防水・防塵やおサイフケータイには積極的に対応しており、キャリアでの販売も拡大している。

 とはいえ、毎年2倍以上出荷台数を伸ばしていくのは、なかなかハードルが高い。オープンマーケットの市場規模が限られている日本では、やはり取り扱いキャリアの拡大が必須になる。現状ではソフトバンクとの密接に連携しているが、その実績を引っ提げ、ドコモやKDDIにどう食い込んでいくのかが鍵になりそうだ。

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