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JR東日本が初めての「運賃値上げ」を申請 2026年3月実施予定 4つのポイントをチェック!

ITmedia Mobile / 2024年12月10日 15時0分

・新神戸駅は「神戸駅」、新尾道駅は「尾道駅」、東広島駅は「西条駅」、新岩国駅は「岩国駅」とみなす

九州新幹線(博多~新八代間/川内~鹿児島中央間)

・鹿児島本線(博多~新八代間/川内~鹿児島中央間)の別線として扱う

・新鳥栖駅は「鳥栖駅」、新大牟田駅は「大牟田駅」、新玉名駅は「玉名駅」として扱う

・新八代~川内間は完全な独立路線となる

西九州新幹線(諫早~長崎間)

・長崎本線(諫早~長崎間:現川経由ルート)の別線とみなす

・武雄温泉~諫早間は完全な独立路線となる

東北新幹線(東京~盛岡間)

・東北本線(東京~盛岡間)の別線として扱う

・白石蔵王駅は「白石駅」、古川駅は「小牛田駅」、くりこま高原駅は「新田駅」、新花巻駅は「花巻駅」とみなす

・盛岡~新青森間は完全な独立路線となる

上越新幹線(大宮~新潟間)

・高崎線(大宮~高崎間)、上越線(高崎~宮内間)、信越本線(宮内~新潟間)の別線として扱う

・本庄早稲田駅は「本庄駅」、上毛公園駅は「後閑駅」、燕三条駅は「東三条駅」とみなす

 運賃は基本的に新幹線乗車時も在来線経由とみなして計算される。そのため、上記の区間を含む新幹線の乗車券は在来線経由でも有効で、逆に在来線経由の乗車券は新幹線経由でも有効だ。

 ただし、運賃の計算や乗車経路など、例外も多数存在する(説明したいところだが、長くなりすぎるので割愛する)。

 先述の通り、JR東日本が運賃を改定すると、JR東海/JR西日本との間に運賃差が生じる。

 例えば東京山手線内(※10)と熱海駅の往復を考えた場合、現在(運賃改定前)はとりあえず「東京山手線内→熱海」「熱海→東京山手線内」の乗車券を買っておけば、在来線経由でも新幹線経由のどちらでも利用可能だったが、改定後は在来線(JR東日本)経由と新幹線(JR東海)経由で運賃に差が生じてしまうため、このような取り扱いは難しくなる。

(※10)東京駅から片道101km以上200km未満の乗車券に適用される特別な制度で、運賃計算を東京駅から(まで)とした上で山手線(環状系統)とその内側にある中央本線の東京~新宿間の各駅で乗降可能としている(ただし、東京山手線内に指定されている駅での途中下車は不可)

 運賃改定に伴いJR東日本(とJR東海)は東海道本線と東海道新幹線の東京~熱海間を“別路線”とすることとした。これにより、東京(山手線内)~熱海間の普通乗車券を購入する場合は必ず「東海道線(在来線)経由」か「東海道新幹線経由」を事前に指定しなければならなくなる。

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