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JR東日本が初めての「運賃値上げ」を申請 2026年3月実施予定 4つのポイントをチェック!

ITmedia Mobile / 2024年12月10日 15時0分

 ただし、運賃値上げ後も以下の取り扱いは継続される。

・新幹線定期券(FREX/FREXパル)における在来線(東海道本線)への選択乗車

・東京~熱海間の新幹線定期券を持っている場合、東京~熱海間の東海道本線も利用できる

新幹線停車駅を2駅以上含む在来線の定期券での新幹線乗車

・東京~熱海間の在来線経由の定期券で、経路に新幹線停車駅が2つ以上含まれていると自由席特急券を別途購入することで新幹線の自由席に乗車できる

・横浜駅は「新横浜駅」と見なしてカウント

・Suica定期券の場合は、新幹線乗車可能区間について自由席特急券の事前購入は不要(自由席特急料金相当額をチャージしておく必要あり)

・定期券区間から新幹線を乗り越す場合は、乗り越し区間を含む自由席特急券と、乗り越す区間の普通乗車券を用意すればOK

●運賃改定は「認可制」 これからの流れは?

 日本の鉄道事業者が鉄道運賃の上限額を設定/改定する場合は、国土交通大臣からの認可が必要となる(※11)。そして設定/改定の認可に当たり、国土交通大臣は国土交通省内の「運輸審議会」に諮問しなければならない。そして運輸審議会での審議に当たっては、利用者からの意見聴取(パブリックコメントの募集)も行われることもある。

(※11)認可を受けた上限額の範囲内で値上げと値下げを行う場合は認可不要

 今回、JR東日本が申請したのは運賃の上限額変更申請なので、上記の手続きに沿って行われる。そのことに伴い、国土交通省では12月9日から23日まで、同社の申請に対するパブリックコメントを募集する。

 募集要項とJR東日本が提出した申請書類は電子政府総合窓口「e-Gov」で確認可能だ。

 パブリックコメントを寄せたい場合は、JR東日本からの申請書類の内容をよく確認した上で、要領に定める様式(書式)に基づいて意見を記述し、要領に定める方法(e-Govサイト、電子メールまたは郵送)で国土交通省に送付しよう。郵送の場合は締め切り日必着となっているため、郵送する場合は注意が必要だ。

 なお、パブリックコメントの内容は資料などの形で公表される場合がある(個人の場合は原則として匿名)。意見を寄せる際は、そのことを念頭に置くようにしたい。

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