1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

独断と偏見で選ぶ2024年のベストスマホ5選 「最強カメラスマホ」を上回った「世界初機構」の衝撃

ITmedia Mobile / 2024年12月30日 10時14分

 日本でも販売が予定されているMIAD 01。日本向けの代理店に確認したところ、既に国内向けの認証は取得済み。早期の販売に向けて価格や販路を調整しているとのこと。

●4位:よくぞここまで進化した シャープの隠し玉「AQUOS R9 pro」

 第4位には、12月に発売されたばかりのシャープ AQUOS R9 proを挙げる。筆者にとって、2024年に日本で販売されたスマートフォンでは最も衝撃的な商品であり、過去の商品を使ってきた身として「よくぞここまで進化した」と評価したい。

 メインカメラは5030万画素。新型の1型センサーと光学式手ブレ補正を備えており、画角は一般的な23mm相当へ変更された。この他、1200万画素の超広角カメラと1/1.56型の大型イメージセンサーを採用した5000万画素の3倍望遠カメラを備える。

 特に望遠カメラの採用、メインカメラへの光学式手ブレ補正の採用はAQUOSにとって大きな進化点だ。カメラ性能をアピールする中国メーカーの機種に近づき、トレンドの先端をしっかりと押さえた。好評のライカ監修カメラチューニングも継続されている。

 物理的なシャッターキーを搭載したことで、従来よりも優れた撮影体験を可能にした。オプションのアクセサリーを使えば、62mm径のフィルターを装着できる。今まで以上に撮影の幅が広がる「カメラ」を意識したスマートフォンなのだ。

 実際に使ってみても、シャープのスマートフォンで「ここまで撮れるのか」と圧倒された。ソフトウェアは先行する中国メーカーの機種に届かない部分もあるが、FeliCa対応やシャッターキーによる撮影体験は他の機種にないポイント。カメラスマホとしてはもちろん、衝撃という意味と今後の期待も込めて4位としたい。

●3位:Huaweiが放つ「最強のカメラスマホ」Pura 70 Ultra

 3位にはHuaweiの最強カメラスマホ「Pura 70 Ultra」がランクイン。米国の制裁をものともせず、収縮式レンズ、1型センサーに可変絞り、最短撮影距離5センチの望遠カメラを備えた驚異的なカメラスマホには驚きを隠せなかった。

 Huaweiのスマートフォンは制裁の関係から「ソフトウェアが強くても、ハードウェアで劣る」と指摘されたが、1型センサーと可変絞りの採用で他社に並べてきた。最強のソフトウェアに最強クラスのハードウェア。まさに「鬼に金棒」といった状態なのだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください