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格安SIMでも海外ローミングを JCOMが「Airalo」と提携した狙い、J:COM MOBILEはシェア4位に躍進

ITmedia Mobile / 2025年1月22日 11時10分

―― 自社のサービスや顧客基盤を生かすという点では、ある意味MVNOの王道のようにも聞こえました。

山部氏 逆に他のMVNOからは異質に見られているかもしれませんし、うちを参考にしようとしても、参考にならないかもしれない。お互いにいいところを出していくのは、あるべき形だと思っています。

●取材を終えて:価格を含めたローカライズをいかに徹底できるか

 Airaloとの提携は、データローミングの代替という側面に加え、eSIMの普及を促進する狙いがあった。サービスがシンプルなことや、日本語でのサポート体制が整えられていることも、導入の決め手になったようだ。一部のユーザーに知られているAiraloだが、一般層にまで広く普及しているかといえば、そうではない。日本のユーザーを増やしたいAiraloにとっても、メリットが大きそうな提携といえそうだ。

 一方で、Airaloはドル建てでサービスが提供されているため、日本円で価格がいくらになるのか、直感的に分かりづらい側面もある。為替レートの影響も直撃するため、渡航のたびにコストが変わってしまうところも少々使いづらいと感じている。J:COMを介したサービスでも、この部分は変わっていない。サポートに加え、こうしたローカライズをいかに徹底できるかが日本での成否を左右することになるかもしれない。

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