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「OPPO Find X8」のカメラは3倍望遠がポートレート向き 多彩な機能を備えてきれいに撮れる 動くモノの撮影にもピッタリ

ITmedia Mobile / 2025年2月3日 14時5分

 もう1つ、AIパワーの分かりやすい例を。ちょっと離れたところにいたネコである。

 まず、6xで撮るとこのくらい。結構遠いね。

 そしてAIオンで120xにして撮ったものをどうぞ。

 予想以上にうまく処理していてびっくりした。ちなみに、AIオフ時と並べて部分拡大したのがこちら。どう違うかがよく分かるはず。

 AIのやることなので、塗り絵に失敗して破綻することも結構ある。もっというと、この120xが「実用的か?」と聞かれると、「さすがにそれはムチャですよ」というところだが、「限界に挑戦」的なのは嫌いじゃない。

●Hasselbladらしさはどこに?

 と、あれこれ撮ってみて、確かにキレイで技術的にもすごいのだけど、「Hasselbladらしさはないよね」と思ったわけである。「Hasselbladらしい画作りとは?」と聞かれると、それはそれで困るのだけど。

 以前、Hasselbladの方に「Hasselbladらしい写真を撮るには、どういうセッティングがおすすめですか?」と尋ねたとき「RAWで撮ってお好みで現像してください」と言われたことがある。それを踏まえても、Find X8の画質は“見栄え”が良すぎて本職のカメラで撮った写真とはちょっとテイストが違ってしまう。

 そんなときどうするか。「マスター」モードの出番である。

 逆光時に「写真」(通常)モードと撮り比べると、マスターモードの効果は実に分かりやすい。

 写真モードだと、HDRが強く働いて逆光で影になった部分も明るく補正して、全体をうまく見せてくれる。それに対して、マスターモードだと影はぎゅっと暗いまま、コントラストが高い、実際に見た印象に近い写真を撮ってくれる。

 マスターモードで「Pro」にすると、いわゆる「マニュアル撮影」モードとなり、細かい設定をできる。RAWデータでの撮影も可能だ。

 またHasselbladならではの撮影モードとして「XPAN」がある。XPAN(XPan)というのはフィルム時代にリリースされたHasselbladのカメラで、フィルム2コマ分を使ってパノラマ写真を撮れることが特徴だった。

 その名の通り、XPANモードでは往時のファインダーをのぞいている雰囲気で、超ワイドな写真を撮れる。モノクロとカラーがあるけど、モノクロの方がいい雰囲気になったので、そちらの作例を。

●「動きモノ」に超強い初のスマホカメラかも

 Find X8で感心したのは「動きモノ」に強いこと。

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