1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ネットトレンド

「フレッシュプリキュア!」15周年 シリーズの“ターニングポイント”となった伝説のプリキュアを振り返る

ねとらぼ / 2024年4月25日 18時5分

写真

数々の新しいことにチャレンジした「フレッシュプリキュア!」(出典:Amazon.co.jp)

 「フレッシュプリキュア!」が、以降のプリキュアに残した功績はあまりにも大きい。

 初夏の追加プリキュア、CGによるダンスエンディング、キャラクターデザインの革新性、ドラマティックな物語……。

 21年目を迎えたプリキュアシリーズで「定番」となっている要素の多くは、この「フレッシュプリキュア!」から始まったのです。

●「フレッシュプリキュア!」15周年

 2024年は「フレッシュプリキュア!」15周年の記念イヤーです。

 2009年放送のプリキュアシリーズ第6作目「フレッシュプリキュア!」では、東映アニメーションのプロデューサーを、プリキュアを立ち上げた鷲尾天氏から梅澤淳稔氏にバトンタッチし、「フレッシュ」の名の通り多くの新しいことにチャレンジしました。

 従来のプリキュアの芯を残しながらも、これまでのプリキュアの枠にとらわれない多くの新しい要素は、子どもたちに受け入れられ大ヒット作品となったのです。

 これはプリキュアシリーズの売り上げを大きく伸ばすきっかけともなり、以降のプリキュアシリーズは、この「フレッシュプリキュア!」の手法が基本となっていきます。

 中でも、追加プリキュア「キュアパッション」の存在は、後のシリーズにおける追加プリキュアのフォーマットを確立したといっても過言ではないほどのインパクトを残しました。

 ※以降、「フレッシュプリキュア!」の内容に触れています。

●敵幹部イースがキュアパッションへ転生

 敵幹部の少女「イース」が「キュアパッション」へと転生する物語は、当時のプリキュアファンに大きな衝撃を与えました。

 第23話「イースの最期!キュアパッション誕生!!」で描かれた、雨の中で泣きながら拳を交えるキュアピーチとイースの死闘は、今でも「全プリキュアの中で最高のシーン」だと評するプリキュアファンも数多くいるほどです。

 「友達だと思っていた少女が敵幹部で、後にプリキュアになる」というドラマティックな展開のみならず、その後の「悪事をしてきたことことへの葛藤」を経て「家族」へとなっていく一連の東せつな(キュアパッション)の物語は子どもたち、そしてわれわれプリキュアファンの心を強くつかみました。

 「初期ビジュアルにいない追加プリキュア」という概念も初だったため(それまでの「シャイニールミナス(ふたりはプリキュアMaxHeart)、ミルキィローズ(Yes!プリキュア5GoGo!)は公開初期からビジュアルが出ていました)、そのインパクトの強さは相当なものだったのです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください