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「Interop Tokyo 2024」で各社の最新テクノロジーとソリューションを見てきた!

ITmedia PC USER / 2024年6月17日 14時0分

 また、Thunderbolt 3によるホットスワップ対応の外付けGPUボックスの「ZOTAC ZBOX PRO EGB AD」シリーズも展示していた。モデルによってNVIDIA RTX 5000 Ada/3500 Ada/2000 Adaシリーズを搭載し、ミドルクラスのモデルでもGeForce RTX 4060 Tiシリーズに匹敵する性能を持つという。

 その他、デスクトップタイプの小型PC「ZOTAC ZBOX MAGNUS ONE ERP 74070C」や「ZOTAC ZBOX MAGNUS EN374070C」の姿もあった。「法人向けに展開しているが、ZOTAC直販サイトでも購入できるので、ゲーミングPCとして購入するユーザーも多い」とのことだ。

●Ryzen AIプロセッサ搭載ノートPCなどを展示 日本AMD

 日本AMDのブースでは、Ryzen AIプロセッサを採用したさまざまなノートPCに加え、HPC/AI向けGPUアクセラレーターの「AMD Instinct MI300X」などを展示していた。

 目を引いたのが、「SX-Aurora TSUBASA」の展示だ。NECのベクトル型スーパーコンピュータシリーズの1つだが、目立つ真っ赤なカードではなくAMDとして強調したいのはAMD EPYC搭載のデル製サーバだった。

 日本AMDブースにいたNECの担当者は、「EPYCは1つのCPUに搭載できるコア数が多く、コア数を賄うため複数のCPUを搭載するより電気を食わず熱も出さない。大量の計算をGPUなしに行えるので、GPU増設に伴うCPUやメモリの増設も不要でサーバをコンパクトにできる。SX-Aurora TSUBASAと組み合わせれば、消費電力などにおいてバランスが良い」と説明してくれた。

 また、「AMD FPGA×AI」のデモ展示では、2基のAIモジュール「AMD Alveo U30」と「AMD Alveo U50LV」によりカメラが捉えた映像の中の人をリアルタイムに認識し、認識した結果をモニターに表示していた。「今回は見やすくするために大きなPCケースに入れているが、実際にはこの大きさで実現する」とのことだ。

●3mの高さから落としても壊れないエッジストレージ 日本シーゲイト

 日本シーゲイトのブースでは、持ち運べるサブスクモデルのエッジストレージ「Lyve Mobile」を展示していた。大容量データの持ち運びは年中行われるものではないが、必要になることもある。しかし、その時のために大容量ストレージを購入すると、お金がかかるし物理的にもじゃまだ。

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