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「Interop Tokyo 2024」で各社の最新テクノロジーとソリューションを見てきた!

ITmedia PC USER / 2024年6月17日 14時0分

 しかし、レノボの「リモート・ワークステーション・ソリューション」を使えば、モバイルPCでオフィスにある高性能ワークステーションに接続し、まるでローカル環境のようなスピード感で作業が可能になる。Windowsが提供するリモートデスクトップと比べ、高解像度のグラフィックスを扱え、低遅延であることが特徴だ。

 その他、同社のエッジデバイスも多数展示されていた。人流や温度/湿度を監視するのにクラウドを経由するという方法もあるが、担当者によればそれには3つのリスクがあるという。

 1つ目は月額利用料がかかることで、2つ目は遅延、3つ目はセキュリティ上の不安だ。「ThinkEdge」シリーズを使えば、それらのリスクを低減できる。-20度~70度の範囲で稼働可能(SE50を除く)なので、冷凍倉庫や金属加工工場、屋外などに設置したとしても動かなくなるリスクが少なくなる。

●どこでも社内なみの高いセキュリティを実現 VAIO

 VAIOのブースでは法人向け「VAIO Pro」シリーズを多数展示していたが、本イベントで本当に見せたいのは「ソコワク」だ。

 ソコワクは、意識せずつなげられるVPNソリューションだ。出先から資料を見るのに社内LANへ接続するのに、IDや長いパスワードが必要になることがあるが、ソコワクがあればPCを立ち上げるだけで自動接続が可能になる。常に社内ネットワークへ接続するため、インターネット上のセキュリティリスクにさらされる恐れもない。

 外出の多いセールスパーソンを抱えている企業だけでなく、報道関連など全国各地に少人数ずつの拠点を持つ企業や、そもそも大企業ではないが事業所をいくつか抱えている企業など、専用線を引くほどではないもののセキュリティは確保したいという事業者で利用されているという。

 担当者は「IDやパスワードを忘れたのですぐに教えてほしい、などのトラブルもないためIT管理者の手離れも良い」とメリットを解説してくれた。

●インスタ投稿がサイネージになるかも? アイ・オー・データ機器

 アイ・オー・データ機器では、ディスプレイを活用したデジタルサイネージを提案するブースを大々的に展開していた。

 「スマホで簡単デジタルサイネージ」は、スマホで撮影したものを標準写真アプリで加工してSDメモリーカードに保存する。それをセットトップボックスに挿入してサイネージで自動再生するというものだったが、それをさらに拡張したのがInstagramなどのSNSに投稿したものと連動したデジタルサイネージだ。

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