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WWDC24で見えたAppleのもくろむ未来 “5+1”の視点で読み解く

ITmedia PC USER / 2024年6月20日 13時0分

 現在、他社が開発しているAI統合型OSの設計は自社が後押しするAIに全てを頼って、何でもかんでもそのAIに理解させ、処理をさせようというアプローチになっている。

 これに対してApple Intelligenceは、“餅は餅屋”で、うまく他のAIやアプリに仕事を振り分けながらさばいていく設計を採る。

 Apple製品に用意された多彩なアプリの膨大なIntent全体を理解して、ユーザーからSiriなどを通して要求がくると、その内容を理解すると「分かりました。その仕事ならこいつに任せましょう」とその処理を職人的アプリに割り振って処理する。そして「アプリがこんな風に仕上げてきました。いかがでしょう?」と結果を返してくれる設計になっている。

 これが他社のAI統合型OSとの決定的な差だ。この未来のビジョンが完成した時、開発者が提供する機能は、どのようなビジネスモデルで流通するかなど、未知の部分は多いが、先見性のある開発者たちは、このWWDC24以降、自らのAI時代に向けた開発へと一歩を踏み出すことになる。

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