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ASUS JAPANの新型ポータブルゲーミングPC「ROG Ally X」を試す パワーアップで実用性向上 マルチに活躍できる1台に

ITmedia PC USER / 2024年7月22日 14時10分

変更点2:ストレージの増量

 Allyは、全モデルにおいて512GBのSSDを備えている。「これで十分」という人もいるかもしれないが、最近のPCゲームはアップデートや追加(ダウンロード)コンテンツを含めると100GBを超える容量が求められることがある。

 その点、Ally XのSSD容量は2倍の1TBに増えている。これにより、より多くのゲームタイトルを持ち運びやすくなった。

変更点3:バッテリー容量

 ROG Allyは、40Wh(定格値、以下同様)のリチウムポリマーバッテリーを搭載している。本体サイズの割に大容量ではあるものの、「ゲームを思いきり楽しむと容量が足りない」という声があったのも事実だ。

 その点、ROG Allyではバッテリーの容量を2倍の80Whに引き上げている。単純計算すると、バッテリーによる駆動時間はAllyの2倍。“ポータブル”ゲーミングPCであることを考えれば、一番の改良点といえるのかもしれない。

 なお、バッテリーの増量に伴い、本体の厚さと重量は少し増している(※2)。実際のバッテリー駆動時間は、テストを通して検証したい。

(※2)厚さは約21.22~32.43mm→約24.7~36.9mm、重量は約608g→約679gとなった

 他の変更点は、各部のチェックと合わせて見ていきたい。

●ROG Ally Xの各部をチェック!

 続いて、写真を交えつつROG Ally Xの各部をチェックしていこう。

 ROG Allyからの変更点として、パッと見で誰でも分かるのはボディーカラーだろう。Allyではホワイト1色であり、所々で「ブラックがあればなぁ……」という声が聞かれた。

 その声に応えてか、Ally Xではブラックボディーを採用した。ブラック派にとっては待望の新色だ。本体素材は樹脂で、マットな質感で指紋も目立ちづらい。またグリップ部には滑り止めのパターンも設けられているので、ホールド感も良好だ。

 なお先述の通り、ゲームコントローラーの位置や配列はAllyから変わりない。本体左側に左スティックと方向キー、表示ボタンと「コマンドセンター」ボタンを、本体右側にABXYボタン、右スティック、メニューボタンと「Armoury Crate」ボタンを備えている。本体上部には左右両方にバンパーボタンとトリガーボタンを、そして背面には同じく左右にマクロボタンを搭載している。

 Ally/Ally Xのゲームコントローラーの位置/配列は「Xbox コントローラー」に準拠している。パッド対応のゲームであれば、ごく一部の例外を除けば特に設定を変えることなく楽しめる。

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