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ASUS JAPANの新型ポータブルゲーミングPC「ROG Ally X」を試す パワーアップで実用性向上 マルチに活躍できる1台に

ITmedia PC USER / 2024年7月22日 14時10分

 コマンドセンターボタンを押すと、ゲームプレイ中に本体の各種設定を変更できる。またArmoury Crateボタンを押すと、ROGブランドのハードウェア共通のユーティリティーアプリ「Armoury Crate」が起動する。

 ROG AllyシリーズのArmoury Crateはゲームコントローラーでの操作に最適化されており、ゲームランチャー機能も備えているので、快適にゲームを楽しめる。

 Allyと同様に、ROG Ally Xの冷却機構は背面に設けられた吸気スリットから吸気し、本体上部から排気を行うようになっている。

 ゲームコントローラーでゲームを楽しむ場合、プレイ中にグリップ部分が熱を持つことはないので快適だ。ただ、画面をタッチして楽しむゲームをプレイする場合は、膝上に置くと吸気口がふさがれてしまう恐れがるので注意したい。

 本体上部を見ると、本機の大きな変更点をもう1つ見つけられる。それはポート類の構成だ。

 Allyと同様に、Ally Xのポート類も本体上部に集約されている。しかし、Allyで備えられていた独自の「ROG XG Mobile端子」が廃止され、代わりにUSB4(USB 40Gbps)端子が搭載された。その名の通り、ROG XG Mobile端子は外部グラフィックスユニット「ROG XG Mobile」を装着するための専用端子だった。それを汎用(はんよう)性の高いUSB4端子に置き換えたことになる。

 外部グラフィックスユニット(GPUボックス)をつなぎたい場合は、ここにUSB4対応のものをつなげばグラフィックスの“強化”を図ることができる(※3)。専用端子でなくなったことで、外部グラフィックスユニットの選択肢が広がっているのはうれしいポイントだ。

(※3)全てのUSB4対応GPUボックスの動作を保証するものではありません

 他のポート類の構成(USB 3.2 Gen 2 Type-C、microSDメモリーカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャック)に変更はない。USB4端子を含むUSB Type-C端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。

 上面にある電源ボタンには、Windows Hello対応の指紋センサーを備えている。指紋を使ってサッとログインができて便利だ。

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