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ASUS JAPANの新型ポータブルゲーミングPC「ROG Ally X」を試す パワーアップで実用性向上 マルチに活躍できる1台に

ITmedia PC USER / 2024年7月22日 14時10分

3DMark

 次に、3Dグラフィックスのパフォーマンスをチェックする「3DMark」において、幾つかのテストを実行してみよう。

 今回はDirectX 12を使用する「Time Spy」「Night Raid」と、DirectX 11を使用する「Fire Strike Extreme」「Fire Strike」の4種類を実行した。総合スコアは以下の通りだ。

・Time Spy:3435ポイント

・Night Raid:2万9319ポイント

・Fire Strike:8042ポイント

・Fire Strike Extreme:4223ポイント

 ここまでのテストと同じく、過去のROG Allyと比べるとスコアが少し向上している。グラフィックスドライバーの改善はもちろんのこと、メモリやストレージの増量が効果を発揮している様子が伺える。

 次のページでは、実際のゲームをベースとするベンチマークテストを試す。

FF15ベンチマーク

 ゲームベースのベンチマークテストを進めていく。まず、負荷の比較的重い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK(FF15ベンチマーク)」を「高品質」「1920×1080ピクセル(フルHD)」に設定してベンチマークを実行したところ、スコアは2883ポイントで評価は「やや重い」となった。

 メモリとストレージがプラスされたとはいえ、Ally Xでもこの設定はさすがに厳しいようだ。

 しかし、解像度設定を「1280×720ピクセル(HD)」に下げてみたところ、スコアが4076ポイントまで改善し、評価も「普通」に上昇した。画面の精細さは失われるものの、ゲームは問題なく楽しめそうだ。

サイバーパンク2077

 より重たいゲームは楽しめるのか――興味が湧く。そこでPCゲームの中でも特にシステムへの負荷が重いされる「サイバーパンク2077」のゲーム内ベンチマーク機能で平均フレームレートを測ってみることにしよう。

 ベンチマーク時は、クイックプリセットの「レイトレーシング:低」を選択した。また、解像度は「フルHD」と「HD」の2つで試すこととする(以下同様)。結果は以下の通りだ。

・フルHD:平均22.45fps

・HD:平均36.89fps

 いわゆる「AAAタイトル」の中でもヘビーな部類だけあって、フルHD解像度では平均フレームレートが25fpsを割ってしまっている。しかし、HD解像度ならゲーム中に引っかかりをほとんど気にせずプレイできる基準の平均30fpsを上回る。

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