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ASUS JAPANの新型ポータブルゲーミングPC「ROG Ally X」を試す パワーアップで実用性向上 マルチに活躍できる1台に

ITmedia PC USER / 2024年7月22日 14時10分

 AAAタイトルの強みである美麗なグラフィックス、キャラクターなどのなめらかな動きは体験できないものの、1世代前のゲーム機くらいの画質では遊べる。設定次第だが、外出先で取りあえずのプレイはできそうだ。

Microsoft Flight Simulator

 「Microsoft Flight Simulator」も、重量級タイトルとして定番だ。実写を見ているかのようなリアルな風景は見ているだけでも楽しいのだが、そのリアルさを体験するには相当のGPUパワーが必要とされる。「ポータブルゲーミングPC向きではない」と言われそうだが、先のサイバーパンク2077と比べれば、映像の動きが少なめなので「意外と楽しめるのでは?」とも思ってしまう。

 そこで今回は、計測方法はディスカバリーフライトの「モナコ」をAI操縦し、「CapFrameX」を使って2分間の平均フレームレートを計測した。結果は以下の通りだ。

・フルHD:平均41.1fps

・HD:平均48.4fps

 さすがにサイバーパンク2077よりもフレームは高いものの、HD解像度に落としても60fpsに届かない。高い高度で飛んでいるシーンでは問題ないものの、オブジェクト(建物など)が多く存在する低高度のシーンでは動きにどうしても引っかかりが生じる。

 重量級のゲームタイトルを遊ぶ場合は、グラフィックス設定を“とにかく軽く”を心掛けたい。

アーマードコア6

 筆者が一番遊んでいるゲームタイトル「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマードコア6)」でも平均フレームレートを測ってみた。

 アーマードコア6は、先に試したサイバーパンク2077やMicrosoft Flight Simulatorと比べると負荷は低いものの、軽量級でもない。今回は画質設定を「最高」、上限フレームレートを120fpsとした上で、ゲーム前半の関門ステージ「ウォッチポイント襲撃」を遊んだ際の2分間の平均フレームレートをCapFrameXで計測した。結果は以下の通りだ。

・フルHD:平均40.3fps

・HD:平均64.4fps

 先の2タイトルと比べると軽いこともあり、HD解像度であれば平均60fpsを超えた。これだけのフレームレートが出れば、かなり快適にプレイできる。テストでは画質設定を「最高」としたが、画質を少し落とせばフルHD解像度でも快適にプレイできそうだ。

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