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2台のPCを行き来できる便利マウスが8000円切り! 「Rapoo MT760」はどこまで使えるか試してみた

ITmedia PC USER / 2024年10月9日 16時0分

 キー入力の設定はやや分かりづらい。Ctrl/Shift/Alt+テキストフィールド、Winという4つの項目があり、それぞれにラジオボタンが付いている。このラジオボタンがそれぞれCtrl/Shift/Alt/Winの修飾キーを押すかどうかを表し、Altの後ろのテキストフィールド部分が一般キーを表す。

 つまり、全てのラジオボタンをオフにした状態でテキストフィールドにF12を押すと(Alt+と書かれているにも関わらず)F12だけが押されることになる。Altとは別の項目として一般キーの枠を作った方が分かりやすいのではないだろうか。

 一方でカスタムボタンは底面にあるため、押すときはマウスを裏返さなければならず、有効に活用できる機能は限られそうだ。デフォルトではDPI Reduction Cycle(DPIの設定を逆順で切り替える)が割り当てられている。

 その他のDPI関連の機能は、DPI Cycle(DPIの設定を正順で切り替える。標準でDPI切り替えボタンに割り当て)の他、設定が循環しないDPI+/DPI-がある。順次切り替え以外に指定したDPIに直接設定できる機能があってもよいのではないかとも思ったが、DPI Settingは最少1、最多7パターンを設定可能なので、あえて2~3パターン程度で運用していくのがよいのかもしれない。

 Switch FunctionではMT760の売りの1つである、Cross-screen switching functionの設定を行う。

●驚きの切り替え速度を実現!

 Cross-screen switching functionは、マウスカーソルを画面端に移動することで複数のPCを切り替えたり、PC間でコピー&ペーストをしたりする機能だ。はっきり言えば、ロジクールが提供しているFlow機能に相当するものだが、細部では異なる部分がある。

 1つ目は接続方式が2.4GHz、つまり付属のUSBレシーバーに限られるということだ。MT760自体は3台までのBluetooth接続、6台までの2.4GHz無線接続に対応しているが、Cross-screen switching functionはBluetoothには対応していない。

 MT760にはUSBレシーバーが2台セットになっているので、それを利用して2台のPC間で利用することになる。なお、原稿執筆時点でUSBレシーバーの別売は予定されていないようだが、MT760を複数台購入して3つ目以降のUSBレシーバーを手に入れる、という方法もないわけではない(する人は少ないとは思うが)。

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