1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

Core Ultra(シリーズ2)にデスクトップ/ハイエンドモバイル向けモデルが登場! これまでのIntel製CPUとの決定的な違い

ITmedia PC USER / 2024年10月11日 6時0分

 Core Ultra 200S/200HXプロセッサでは、CPU直結のPCI Express 5.0バスが20レーン用意されている。20レーンのうち、16レーンは外部GPUで、4レーンはNVMe SSDで使う想定だ。第12~13世代CoreプロセッサおよびCoreプロセッサ(14世代)と比べると4レーン増しで、より高速なNVMe SSDも使いやすくなる。

 これとは別に、CPU直結のPCI Express 4.0バスも12レーン用意されている。12レーンのうち、8レーンはチップセットとのインターコネクト(DMI 4.0)として使われ、残りの4レーンはNVMe SSDやThunerbolt 5ポート(最大5基)などの接続に利用できる。4レーンをどう使うかは、マザーボード/PCメーカー次第となりそうだ。

 加えて、Core Ultra 200S/200HXプロセッサではCPU側にThunderbolt 4(USB4)ポート(最大2基)も搭載している。

 Intel 800シリーズチップセットは、マザーボード/PCメーカーの考え方次第でいろいろな入出力インタフェースを設置できるように設計されている。ただし、DMI 4.0の帯域の上限は超えられない。

 チップセットのラインアップの詳細は公表されていないが、最上位モデルを基準とすると以下のポートを設置できるとのことだ。

・PCI Express 4.0バス:最大24レーン

・eSPIポート:最大4基

・USB 3.2ポート:最大10基

・USB 3.2 Gen 2x2で使う場合は最大5基

USB 2.0ポート:最大14基

Serial ATA 3.0ポート:最大8基

 また、チップセットにはWi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)規格の無線LANとBluetooth 5.3、1000BASE-T規格の有線LANも統合されている。最新のWi-Fi 7(IEEE 802.11be)規格の無線LANやBluetooth 5.4、2.5GBASE-T規格の有線LANには、モジュールを追加することで対応可能だ。

●デスクトップ向けではCUDIMM/CSODIMMメモリも利用可能に

 Core Ultra 200Sプロセッサは、DDR5規格のメモリをサポートする。動作クロックは定格で最大6400MHz(DDR5-6400)となり、デュアルチャンネル対応だ。容量は最大192GBで、システム構成によってはECC(エラー誤り訂正)対応モジュールも利用できる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください