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相変わらずゲームシーンでは“チート級”の実力 11月15日発売の高コスパCPU「Ryzen 7 9800X3D」(約8.7万円)を試して分かったこと

ITmedia PC USER / 2024年11月6日 23時5分

・フルHD

・Ryzen 7 9800X3D:262.8fps

・Ryzen 9 9950X:178.9fps

・Ryzen 9 9900X:179.81fps

・Ryzen 7 9700X:192.4fps

・Ryzen 5 9600X:188.4fps

・Core Ultra 9 285K:176.9fps

・Core Ultra 5 245K:174.4fps

WQHD

・Ryzen 7 9800X3D:239.4fps

・Ryzen 9 9950X:181.0fps

・Ryzen 9 9900X:186.4fps

・Ryzen 7 9700X:191.3fps

・Ryzen 5 9600X:178.2fps

・Core Ultra 9 285K:174.3fps

・Core Ultra 5 245K:170.1fps

4K

・Ryzen 7 9800X3D:177.4fps

・Ryzen 9 9950X:146.1fps

・Ryzen 9 9900X:147.4fps

・Ryzen 7 9700X:146.6fps

・Ryzen 5 9600X:147.5fps

・Core Ultra 9 285K:145.1fps

・Core Ultra 5 245K:142.8fps

 これまた、Ryzen 7 9800X3Dが全解像度で快勝した。

 ゲームの快適さに占める割合として、もちろんGPUは非常に大きなウエイトを占める。しかし、例えば高解像度なゲームともなれば、精細に作られたオブジェクトの描画に際し、データをストレージから読み出したり、データを処理したりする命令をためておく際に必要なCPUのキャッシュメモリも、性能を大きく左右する。

 その点でいえばやはり3D V-Cacheの「大容量のL3キャッシュメモリ」の効果は絶大だ。Ryzen 7000シリーズと比べてCPUコア自身のパフォーマンスも向上したこともあり、Ryzen 7 9800X3Dはまさにゲームシーンではチート級の速さを実現してしまうというわけだ。

●ゲーム以外の「重たいこと」でも3D V-Cacheは効果ある?

 ここまで「CPU自体の速さ」「一般的なPC操作」「ゲームでのパフォーマンス」を見てきたが、最後にもう1つ、PCに高い負荷をかけるクリエイター向けの作業にスポットを当ててRyzen 7 9800X3Dの性能を確認しよう。

 今回は「Adobe Lightroom Classic」を利用し、ニコンのデジタルカメラ「Nikon Z 7II」で撮影した100個のRAWファイルを、そのままの解像度でJPEGファイルとして書き出しを行う所要時間を計測した。結果は以下の通りだ。

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