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ミドルレンジの新GPU「Intel Arc B570」を試して分かったこと ゲーミング/動画処理の入門にお勧めだがネックは?

ITmedia PC USER / 2025年1月17日 0時0分

・Direct ML

・Arc B570

・Intenger(整数演算):180ポイント

・Float16(16bit浮動小数点演算):1238ポイント

・Float32(32bit浮動小数点演算):661ポイント

Arc B580

・Intenger(整数演算):196ポイント

・Float16(16bit浮動小数点演算):1316ポイント

・Float32(32bit浮動小数点演算):735ポイント

Arc A580

・Intenger(整数演算):212ポイント

・Float16(16bit浮動小数点演算):443ポイント

・Float32(32bit浮動小数点演算):447ポイント

OpenVINO

・Arc B570

・Intenger(整数演算):2386ポイント

・Float16(16bit浮動小数点演算):1752ポイント

・Float32(32bit浮動小数点演算):773ポイント

Arc B580

・Intenger(整数演算):2613ポイント

・Float16(16bit浮動小数点演算):1908ポイント

・Float32(32bit浮動小数点演算):855ポイント

Arc A580

・Intenger(整数演算):1306ポイント

・Float16(16bit浮動小数点演算):947ポイント

・Float32(32bit浮動小数点演算):460ポイント

 基本的にスコアはArc A580よりも高く、Arc B580よりも低いという結果だ。Arc B570は、Arc B580比で6~10%パフォーマンスが低い。3Dグラフィックス関連のテストと傾向は変わらないのだが、スコア(パフォーマンス)差は少ない。

 API間の比較では、Intelにとって事実上のネイティブAPIであるOpenVINOを使うとパフォーマンスが改善する。

 ところで、Direct MLを使うと整数演算だけは旧世代(Arc A580)の方が高スコアという現象は前回と同様だ。これは何度テストを繰り返しても変わらなかった。

Procyon AI Image Generation

 続けて、Procyonに内包されている画像生成AIのパフォーマンステスト「AI Image Generation」を試してみた。このテストでは生成AIモデルとして「Stable Diffusion」を使っており、今回はOpenVINO APIによる軽負荷の「INT8」テストと、中負荷の「FP16」テストを実施した。スコアは以下の通りだ。

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