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ミドルレンジの新GPU「Intel Arc B570」を試して分かったこと ゲーミング/動画処理の入門にお勧めだがネックは?

ITmedia PC USER / 2025年1月17日 0時0分

FF15ベンチマーク

 続けて、実際のゲームをベースとするベンチマークテストを代表して「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク(FF15ベンチマーク)」を試してみた。各解像度におけるスコアは以下の通りだ。

・フルHD(1920×1080ピクセル)

・Arc B570

・標準画質:1万4277ポイント

・高画質:9553ポイント

Arc B580

・標準画質:1万6310ポイント

・高画質:1万1085ポイント

Arc A580

・標準画質:1万1480ポイント

・高画質:7788ポイント

WQHD(2560×1440ピクセル)

・Arc B570

・標準画質:1万2ポイント

・高画質:7397ポイント

Arc B580

・標準画質:1万1478ポイント

・高画質:8302ポイント

Arc A580

・標準画質:8183ポイント

・高画質:5929ポイント

4K(3840×2160ピクセル)

・Arc B570

・標準画質:5513ポイント

・高画質:4457ポイント

Arc B580

・標準画質:6353ポイント

・高画質:5102ポイント

Arc A580

・標準画質:4425ポイント

・高画質:3551ポイント

 スコアの傾向は3DMarkと同様で、Arc B570はArc B580比で11~14%ほど低く、Arc A580よりも確実に高い。フルHD解像度であれば快適なプレイは約束されたものだと考えてよいだろう。WQHD解像度でも、標準画質であれば十分にスムーズで、高画質でも描画の引っかかりはほとんどない。

 さすがに4Kの高画質ともなると、描画が一瞬引っかかる場面も見られた。ただ、このGPUのターゲット解像度はフルHD~WQHDなので、そう考えれば許容はできる。

Procyon Computer Vision

 続けて、ULの総合ベンチマークテストソリューション「UL Procyon」を使って、GPUベースのAI(人工知能)処理に関するテストを行う。

 まず、画像認識のパフォーマンスを試す「AI Computer Vision」テストを実施した。本テストでは演算精度を3種類(Intenger/Float16/Float32)から、利用するAPIをWindows版では4種類(Direct ML/TensorRT/OpenVINO/SNPE)から選択できるが、今回は全ての演算精度をWindows MLとOpenVINOを使ってテストを行った。スコアは以下の通りだ。

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