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「ASUS Zenbook SORA」が日本にフォーカスした理由 薄くて軽くて長時間駆動に現役大学生も夢中

ITmedia PC USER / 2025年2月5日 12時50分

 続いてASUS JAPANのレオン・チャン氏(システムビジネスグループ コンシューマービジネス事業部 ノートPCプロダクトマネージャー)登壇し、Zenbook SORAの設計/導入に関する背景を説明した。

 チャン氏は「当社は2011年に最初のUltrabookとしてZenbookの初号機を投入した。そこから薄型軽量にこだわった設計として製品を提供してきた」と、Zenbook(かつてのZENBOOK→ZenBook)の核心的価値を説明する。

 その上で、今回のZenbook SORAでは「ASUSTeK Computer(ASUS JAPANの親会社)のデザインセンターが日本のお客さまのニーズを徹底的に調査した。その調査によると、日本における会社員や学生の通勤/通学時間は平均すると1時間42分にも達しており、『持ち運び時に周辺機器などを入れても軽量』『かばんに入れやすいように薄型』『より長時間バッテリー駆動』という3つの要素が重要だと結論づけた」と説明した。

 つまり、Zenbook SORAは日本市場でのニーズを“最優先”し、より軽量で、薄型で、より長時間のバッテリー駆動が可能なように設計されたということだ。

●なぜ日本だけ「Zenbook SORA」という名称なのか?

 続けて登壇したASUS JAPANの熊谷歩美氏(システムビジネスグループ コンシューマービジネス事業部 プロダクトマーケティングマネージャー)は、Zenbook SORAのネーミングの由来や製品の詳細を説明した。

 冒頭で触れた通り、Zenbook SORAは1月のCES 2025で発表された「Zenbook A14」の日本向けモデルとなる。日本だけ別名称で販売されるのは珍しい。この点はチャン氏が説明した通りで、本製品が日本市場のニーズを最優先課題として設計されたという背景があるがゆえに、日本だけは特別なネーミングとしたのだという。

 なぜ「SORA(ソラ)」なのかという点について、熊谷氏は「SORAという名称にはさまざまな“空”があるという意味を込めている。お客さまそれぞれの空というイメージを投影していただけるとうれしい」と理由を説明した。

 熊谷氏はZenbook SORAの特徴を説明し、「約899gとCopilot+ PCとしては超軽量の製品となる」と強調する。ただし、Zenbook SORAには2つのバッテリー容量のモデルが用意されており、約899gになるのは定格バッテリー容量が48Whの下位モデル(UX3407QAシリーズ)で、バッテリー駆動時間は最長約24時間となる。大容量バッテリー(定格70Wh)を備える上位モデル(UX3407RAシリーズ)は重量は約980gとなり、バッテリー駆動時間は最長約29時間となる(いずれもバッテリー駆動時間は公称値)。

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